養父神社(5)狼の宮、山野口神社
養父神社へ戻りまして。

油断大敵。

本殿の右後方に鎮座する山野口神社。
別名・狼の宮。
「山野口神社の御祭神は大山祇命であります。別称は『山の口のおおかみ』と申し上げ、流行病を退けられ『つきもの』を落とす神として広く信仰されています。」(現地説明板)
これについては後々に考えるとして。

「みたらし石」なるものの上にある、この・・・プランター?

天保6年(1835)奉納。

神仏に祈る前に心身を清める水離垢の鉢でいいのかな。

天保7年(1836)奉納の石灯籠。

ほほぉー。てんぽーず?

文政11年(1828)奉納の石灯籠。

文政の石灯籠と天保の水離垢の鉢。

まとめてみた。
さぁて、狼の宮なら、どこかに狼さんがいるのかなー?

あらやだ、かわいいわんこ。

こんにちはでちゅ。

お気持ちだけでじゅうぶんです。

日影にいても、あちぃねー。

ちょびひげー!?

鏡をご覧あそばして。

うんうん、そうだね。

でっかいあんよだねぇ。

社殿。

にぎやかです。

ちゃりーん、ですみません。

こんなに高いとこまで、セミのぬけがらが。

このポーズ、但馬の流行かしら。

おくちの中に、何かの巣?

それが賢明です。
社殿にも周りにも狼さんはいなかったです。ざんねん。

あ、いや、そんな。
さてこの養父神社境内社の山野口神社ですが、養父神社拝殿を見ると

養父大明神と、山野口大明神。
あれ?
いつも応援いただきありがとうございます。
とても愛嬌のあるお顔の狛犬さん。まるっこい手先と足先が全体をかわいらしく見せている気がします。狼の宮なのに、狛犬さんがこんなにかわいい。ほこほこしたところで、拝殿の額です。この地域に残る狼くんのお話は、つづく。



お手数をおかけ致します。ありがとうございます。
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