上桜城(2)重臣・篠原長房のため息と男の嫉妬

こんにちは。

三好義賢(実休/長慶の弟)が久米田の戦いで戦死した後。

跡を継いだ三好長治、まだ八つ。弟の十河存保もちびっこ。


二人を補佐して支えたのは、重臣・篠原長房。

義賢亡き後、長房は紫雲と号して剃髪しますが、この人。


上桜城の城主。

軍事面では、1570年野田城・福島城の戦いで織田信長軍、翌1571年備前国児島で毛利軍、同年白井河原の戦いで高槻城を攻城など。

政治面では、分国法「新加制式」を制定、三好家内をとりまとめ。

誰のどの資料を眺めても「三好氏中興の中心人物」で

三好家内で皆がやきもちをもちもち焼くほど有能な重臣でした。


女の嫉妬は角が生える程度ですが(能の鬼は女性のみ)


男の嫉妬ってのも、めんどくさいなー。

・・・会社でも見かける。ぷぷ。

で、だ。

三好義賢(実休)により謀殺された細川持隆の側室で、後に三好義賢の妻となり、長治・存保を生んだという小少将という女性。


なんでも、「絶世のびじょ」らしい。(『三好記』)

次は篠原長房の弟で長房と共に三好氏を支える篠原自遁と、仲良し。


長房、当然これを諌めた。

ら。

篠原自遁、三好長治に「紫雲が謀反しようとしている」と讒言。



あほー。

あほーあほー。

ちゃんとした大人の篠原長房は

うんざり→上桜城に引き籠る→「反撃の準備をしてるぞ!」と言われる。


三好長治は篠原長房討伐の兵を上げることとなります。


美しさは、罪~♪ 微笑みさえ、罪~♪(パタリロ!ED。古)


どこまでがほんとかわかりませんが、


史実としては、元亀3年(1572)5月。

三好長治、十河存保、森飛騨守、伊沢右近らの率いる兵は勝瑞城を出立し、上桜城を取り囲みます。

その数、7000。

この動きを察知した篠原長房は、上桜城の出丸的役割を果たしていた善入寺と東弾寺に1500の兵を集め、吉野川を挟んで対陣。


信長が台頭し、長宗我部元親が虎視眈々と阿波を狙う中、


長房の目には、こう見えたのではなかろうか。

そんな、上桜城へ。


い、いざ。

つづく。


いつも応援いただきありがとうございます。
男女を問わず、嫉妬は醜いものですねぇ。あー、やだやだ。軍事的にも政治的にも優れた手腕を発揮し、堅実な人柄であったと伝わる篠原長房を攻める口実が見当たらない面々の、みっともないお話。これが結果として三好家の衰退へと繋がるのですから、何をしてるんだか。残念なこと、まっくすです。

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No title

こんばんは。

嫉妬はいくない、嫉妬は。
でも、「古今東西、歴史の一番の種は嫉妬から始まる」
こんなこと、誰も言ってないけど(笑)

それにしても「小少将」
どこかで聞いた名前と思ったら、朝倉義景の愛妾も小少将。
小少将っていうのは、絶世の美女と決まってるのかしらね。

No title

こんばんは~

>小少将

出た~魔性の女^^
三好さんだから、いつ出るかな~密かに期待してました^^

まぁ、ほんとに美人(ワンコ)^^
角が生えた狛ちゃんも怒ったような表情が可愛い^^
ぽちぽちぽちーーー☆彡

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>でも、「古今東西、歴史の一番の種は嫉妬から始まる」

おおお、確かに確かに。

ほんとに嫉妬は、醜いものですねぇ。
力不足に気がつかない凡人が嫉妬して立ち上がっても、ろくなことにならないもんですねぇ。あー、やだやだ。

小少将、どっかで聞いたなーっと思っていたら、朝倉義景の愛妾もそうでしたか。

ほほぉー。絶世の美女の代名詞なのかしら。

常磐、ではダメなのかな。ダメかな。やはり。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

まぁねぇ、この手の話は好きじゃないけど、スルーしたら話が続かないし。

絶世の美女とか、魔性の女というより、めんどくさい人の感じが。
もにょもにょ。

この美人わんこさん、甘えっぷりがツンデレ過ぎて。
撫でればそっぽ向くくせに、やめたら突撃してくるんですもの。

座ってるの、私の足の上。

小少将もこんな感じだったのかと思ったり。
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