最明寺。第5代執権北条時頼の諸国漫遊記

こんにちは。

猪尻の八幡神社のおしゃべり狛ちゃんとお別れして


桜を探しつつ、同じ河岸段丘上にあるお寺へ。


弥天山最明寺。

真言宗大覚寺派のお寺です。


お魚さん、こんにちは。


イキガイイねぇ。


お寺は緊張します。

本尊は聖観音菩薩。

阿波西国三十三観音霊場第33番および四国三十六不動尊霊場第3番の札所になっており、多くの参拝者が集うとか。


【由緒】


読んで下され。

左に見えるのが、国指定重要文化財「木造毘沙門天立像」。
毎年4月3日に公開されます。


このお寺、場所も名前も変遷しているようです。

西光寺→西明寺(江戸時代前期)→最明寺(現在)。


また、このお寺に北条時頼が滞留したという伝説が残されています。

時頼は出家後「最明寺殿」「最明寺入道」と呼ばれたため、お寺の名前もこれに倣って「最明寺」と改めたそうで。


おにぎりじゃなくて、北条さんちの「三つ鱗」紋。

時頼が来たことが、よっぽど嬉しいのでしょうね。


みなまで言うな。

伝承はそーっと微笑んでおくのがマナーです。


わかりましたか。


北条時頼。

鎌倉の良心、聖人君子と評判の「北条泰時」の孫で、鎌倉幕府第5代執権。

第8代執権北条時宗の父。

「時頼は質素かつ堅実で、宗教心にも厚い人物であった。
さらに執権権力を強化する一方で、御家人や民衆に対して善政を敷いた事は、今でも名君として高く評価されている。」(wikipediaより引用)

そんな時頼。

民をよく知るために諸国を旅した伝承があります。

水戸黄門みたいですねー。


「わしは時頼なるぞー」と三つ鱗の紋をデーンっとしたのかな。


いっぱいの三つ鱗紋。


時頼はここを訪れて、どんなお話をしたのかな。


片隅にお社。鎮守様かな。



毎年9月初旬前後に見ごろを迎える萩の花が見事で、「萩寺」とも呼ばれる最明寺。

思いがけず北条時頼の伝承に出会って、ほくほくでした。


最明寺

《住所》徳島県美馬市脇町北庄1308




いつも応援いただきありがとうございます。
北条時頼が民の暮らしを知ろうと行脚したお話は、能「鉢木」で著名ですが、今回はさくっとスルー。・・・すみません。ちーとも先へ進まない旅の記録。かわいい狛犬さんがいると、ついつい。えへへ。

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非公開コメント

No title

こんばんは~

港町育ちだったもので、三つ鱗は魚屋の屋号という認識の子供時代でした(笑

自分も最明寺殿の逸話は鉢木しか知らないんです。
しかもオチがうろ覚え(;´・ω・)
この先、何が出てくるか楽しみにしてます^^

ぽちぽちぽちーーー☆彡

No title

こんばんは、kotodayoriです。

いつもブログへのご訪問、ありがとうございます。

北条時頼が諸国を旅した伝承、初めて知りました。西明寺という名前のお寺が京都高雄にもあるので、興味がわきます、この地域は歴史のある場所なのですね。

また、よろしくお願いいたします。

源左衛門

こんばんは。いつも楽しく讀ませて頂いてをります。
夏の暑さが忍びよりつゝありますね。
兜跋毘沙門天ですか、良いですね。公開時には拝観したです。

時賴は、こちらでどんなものを見て感じたのでせうかね。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

三つ鱗、おにぎりにしか見えませぬ。

もしくは、鬼の装束かなー。鱗の装束をどこかに忍ばせた前シテは、後シテになると、鬼女や般若の面になります。
男は、これがない。

鉢木は、じぶんちに民泊した旅人さんが寒かろうと思っても薪がない。
やむなく盆栽を薪にしたシテは、いざ鎌倉でボロボロの具足でおでかけしたら、旅人が実は時頼さんで、誉められた上に奪われた領地まで返してもろた、話。

です。確か。ほほ。

No title

つねまるさん、こんばんわー♪

お久になってしまいました!

歴史あるお寺なんですねー。
北条時頼さんは、こんなところまで来たのですね。
車も電車もないのに、よくもこんなところまで来たものです。

行動力にビックリです。
上方から、東国までおいでにならない方もいらっしゃるというのに・・・。

お寺に狛犬がいましたっけ?

kotodayori様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

北条時頼が諸国を旅した伝承は、能「鉢木」で知りましたが、実際にその伝承が残るお寺は初めてでしたので、とても興味深かったです。

「西明寺」の寺名は、唐の西明寺から付けられています。

高宗の勅願によりインドの祇園精舎を模して建てられた壮大な寺院であり、玄奘三蔵が滞在しています。

唐へ渡った空海が滞在したのも、(唐の)西明寺です。

高雄の西明寺は空海の甥である智泉の創建ですので、西明寺の名は同じ由来かと思います。

高雄の辺りは今頃、緑がきれいでしょうね。
お散歩したいなぁ。

kotodayori様の京都便り、なかなか訪れることが出来ない場面ばかり教えて下さるので、いつも楽しみにしております。

こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。

橘右近大夫様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

夏の暑さが忍び寄るどころか、まともにやってきましたねー。
あちーあちー。
昨日等は夕方でも30度を超えておりましたよー。

兜跋毘沙門天、なかなか素晴らしいお姿のようです。

毘沙門天様を崇める武門の帰依もあったのかなぁ。

北条時頼、きっとあれこれ目を配りすぎてぐったりと疲れていたのではなかろうかと。

聖人君子の泰時とは異なり、二面性が指摘されている時頼。
もしかしたら、西国の情勢もしっかりと見ていたり?

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

狛犬さんは、八幡神社の子が出張してます。

北条時頼の伝承が残るほど、往時は栄えたお寺なのかな。
四国へは案外お船で来たら早いかもしれませんね。
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Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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