貞真寺(1)生き残った朱塗りの山門と本堂の再建

こんにちは。


春爛漫の秋葉神社は、脇城の麓。


貞真寺(ていしんじ)は、脇城城主の稲田家菩提寺。


背後の山に脇城があるんだなー、などとあれこれ思いながら。

いよいよお寺の山門へ。


あれ?柱だけとは何とぶようじんなっ。


そんなお茶目なはずはなかろう。


あ、扉、あった。へへ。

この扉が閉まっている姿、とても美しいだろうな。


佛日山、かな。

貞真寺は文禄4年(1595)、蜂須賀家の阿波入部に従い脇城に入った稲田植元が母・貞真尼を弔うため建立。

植元は脇町の発展に尽力しますが、二代・稲田示植の時に、淡路島由良城代(後に洲本城代)となり、脇町を離れます。

そのため、二代以降の墓所はこちらではありませんが、植元夫妻、父の
貞祐と母・貞真尼、兄二人が眠っています。



少々褪せていますが、朱塗りです。

じぃー。


稲田家の家紋「丸に矢筈」。


山門の軒丸瓦にも。


妻飾りの紅梁絵様から18世紀中頃の建築と考えられているそうで。


稲田家菩提寺として、脇町の人々に親しまれていた貞真寺ですが、


1955年の火災で山門を残して焼失。

あちょー。

そして、60年の時を経て、2016年2月。


焼失した本堂が再建されました。

「2011年に就任した矢野兼務住職が『寺としての機能を回復したい』と翌年、復興の会を設立。住民や寺関係者に支援を求め、約70人からの寄付金などで本堂を建立した。」(徳島新聞2016.2.19)


まっさらのぴかぴかな本堂です。


お屋根の狛ちゃんも、ぴっかぴか。


とても誇らしげです。


「丸に矢筈」さんも、ぴっかぴか。


生まれたてです。


元気いっぱーい♪

つづく。


貞真寺
《住所》 徳島県美馬市脇町脇町1162ー2




いつも応援いただきありがとうございます。
画像を眺めて、ものすごく晴天だったと改めてびっくり。どーりで日焼けしたはずですわ。おほほほ。山門は火災ではなく台風による被害が大きく、こちらも修復のために復興の会さんが尽力されているところだそうです。本堂の再建と共に稲田家墓所も整備されています。脇町の稲田家ゆかりの史跡として多くの人が訪れるといいですね。

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非公開コメント

No title

こんばんは~

山門の朱塗りの面影も美しいですが、
新品の本堂も素敵ですね。

たとえとして適当じゃないかもですが神社の遷宮みたいに真新しい。
屋根の狛ちゃんは「ピカピカの一年生♪」と歌いだしそう^^

ぽちぽちぽちーーー☆彡

No title

こんばんは。

貞真寺本堂
『約70人からの寄付金などで本堂を建立』
サラッと書いてあるけれど、これだけの物を再建するのは大変だったでしょうね。
今はピッカピカでちょっと山門とのギャップが大きいけれど、年月を経て渋みがでてくるんだろうな。
狛ちゃんもアザちゃんに・・・は無いか。


No title

つねまるさん、おばんですばーい(◎o◎)/

目が廻っていますが、酔っぱらっているわけではありません^^

本当に春爛漫の快晴ですね。
こんな時に地方を廻るのは贅沢そのものです。

朽ちゆく丹波の神社を見るより、やはり真新しい建物を見る方が、
心が和んでしまいます。

朽ちゆく社殿は歴史の証人ですから、整備して欲しいものですけどねー。

しんぴん。ぴーん♪

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうですね。本堂再建までの経緯を知ると、一層眩しく感じます。

今は眩しいほど真新しい本堂もいずれは渋みが増していくんでしょうね。

お屋根の飛び狛さん、ぴかぴかの一年生でした。
とっても元気です。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうなんです。再建にまず必要なのは、先立つもの。
気持ちだけでは到底出来ないことですから、さぞかし大変なことであったろうと拝察します。

おっしゃるように、今は落ち着かない真新しさですが、そのうちいい具合に古びて山門と馴染んでいくのでしょうね。

お屋根の飛び狛さん。
瓦の宿命は「割れる」なので、狛犬さんの尻尾がぽきんっと折れそうな形でドキドキです。

今回の旅ではあちこちで台風による被害が散見されました。
山門の修復もまた、大変なことかと思います。

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

私は毎晩いい具合に酔っぱらっておりますが、おほほほほ。

まー、ここまでいい天気だったとは、です。
日差しが強すぎて、石垣や狛犬さんが真っ白にとんでしまいました。

真新しい建物、私は落ち着かない方です。

こちらのような経緯で再建が叶った所はその気持ちと結果がすごいなーと思いますが、ベストは往時のものが残ること。

時には千年、多数は数百年を経たものの重みはご存知かと思います。

朽ちゆく丹波の神社ですと?失礼なっ。ぷんすかぷん。
今日のpiglet01様は筆が走りましたわね。

地方の疲弊などとありきたりな言葉を用いるのは気が引けますが、整備したくても出来ない現実と、近い将来確実に失われていくものに目を向ける必要はあると思いますのよ。

No title

おはようございます。

まっさらなお堂もいいですが、個人的には時代を感じさせる山門が好みですねぇ。

できた当時の朱の姿を想像するのも楽しいです。

たっつん様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

きゃ。ありがとうございます( 〃▽〃)

そうなんですよね。出来た当時の姿を想像したり、どんな経験を積んできたのかなと考えるのは楽しいですね。

山門の姿は周りの風景ととても溶け込んでいて、いいなぁ、と思いました。

また訪れたいなぁと思わせるものがありました。

あたたかいコメントをありがとうございました。
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