願勝寺(1)独創的な山門の彫刻。門のあんよの数え方

こんにちは。

お寺が集まる美馬市美馬町の寺町。


願勝寺。

宝壷山・真城院「願勝寺」は、真言宗・御室派。


山門に特徴があるお寺です。


おうちじゃないよ、門だよ。


きれいねー。

・・・仏壇に見えてしまうのは、私だけ~(^_^;)?



「東面する三間一戸八脚門。入母屋造本瓦葺。

礎盤上に円柱を建て、出三斗で中備に彫物を置く。
柱上部に台輪状の部材を上下2段に設け、その間に笈形付大瓶束や、蓮弁状に上下を作る束などを配する。

中央間を花頭形に開け植物文様を飾る。独創的な意匠になる山門。」

文化遺産オンライン「願勝寺山門」より引用)

http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/183806/2


こんにちは。


恥ずかしがりやさんな仁王様です。



奈良時代に忌部五十麿(いんべいそまろ)が祖父の菩提を弔うために、阿波上郡に方壷山維摩寺(ゆいまじ)を建立。

それが平安時代に現在の「願勝寺」となります。


何かいいにおいがすると思ったら、内側にたこ焼き屋さんが。


さてここで。

柱が6×左右で、12本。八脚じゃなくて12脚じゃなくて?

あんよの数えかた。

南丹市の九品寺の山門で図解。
願勝寺と同じ「三間一戸八脚門」です。


柱の間が3つなので「三間」、通り抜ける戸に該当する所が真ん中の1つなので「一戸」


これは向かって左側。
右側にも同じものがあるので、控柱は4本×2=8本。よって、「八脚」


合わせて「三間一戸八脚門」です。



境内には、徳島県内最古の美馬市郷土博物館があります。

お寺にお願いしたら拝見できるそうです。


一本の松が枝を広くのばしています。


お参り。

そして、お目当ては


こちら。

阿波内侍の供養塔です。

阿波内侍といえば、崇徳天皇の寵愛を受けた人。

崇徳天皇といえば、保元の乱後、讃岐に流された方。

白人神社では


崇徳天皇のもとを訪ねた源為朝の矢が毘沙門嶽に当たって跳ね返り


落っこちてきましたが。

そのお話はこちら⇒⇒⇒75の宮人が護る白人大明神。源為朝、矢を落とす


つづく。


願勝寺
《住所》徳島県美馬市美馬町字願勝寺8



いつも応援いただきありがとうございます。
徳島県内最古の博物館である美馬市郷土博物館には、近隣の古墳等からの出土品が数多く保管されています。今回は割愛しましたが、次に訪れたら絶対に行くぞー。四国には土御門天皇や崇徳天皇が流されますが、都から離れた土地であることに加え、たとえ流されたにしても高貴な方ですから、それをお迎えする地盤があったように感じます。

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お手数をおかけ致します。ありがとうございます。
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コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは!

昨夜、東京から無事戻りました。
留守中のコメントありがとうございました。

帰りは、高速で車とバスの衝突事故があって、帰宅が1時間半も遅れました。
今日からまた通常に戻りますので、よろしくお願いします。

No title

こんにちは~♪
いつもご訪問ありがとうございます(*^^)
入院中はご心配のメッセージを寄せていただきありがとうございました。
お陰さまで26日に無事退院してきましたので、またよろしくお願いします(^_-)-☆

今年のGWの予定はなーんもなしです(。_゚)〃ドテッ!

今日はとりあえずお礼のご挨拶だけです(^_-)-☆
またゆっくり覗かせていただきますね\(^o^)/

No title

こんばんは、kotodayoriです。

いつもブログへのご訪問ありがとうございます。

山門の柱の「三間一戸八脚門」について初めて知りました。これから、いろいろと訪ねるお寺で、しっかりと確認したいと思います。

でも、いろいろと博識で、勉強になります。

また、よろしくお願いいたします。

No title

こんばんは。ゴールデンウィークに入りましたね。

美馬市は、よく見ますと讃岐から山越えた真下にあるのですね。この邊りは、伊豫之二名嶋の飯依比古と大宜都比賣の謎がありさうな氣がする魅惑の場所ですね。
續きが樂しみです。わく/\。

しずか様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

おかえりなさ~い\(^o^)/

あらまぁ。事故でしたか。それはさぞかしお疲れのことと。
しずか様の旅記事、楽しみにしてまっす。

山登りされたのかしら。うふふふふ。

まり姫様

こんにちは。よかったよかった。

まだコメントは大変でしょうから、読み逃げしてくださいな。

ずっと帰りを待っていたにゃんこさんを思いっきり甘やかしてあげて、まり姫様は体力回復に努めてくださいね。

kotodayori様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

説明板の意味がそもそもわからないとか、はてな?はてな?が多くて。
昔は現地で本をひっくり返して調べましたが、今はスマホがあるので早くなりました。えへ。

柱の間の数を見ると、奇数と偶数、どちらが多いかな~?など、面白いです。

自分が調べて面白かったこと、一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいです。

kotodayori様の季節のお写真を拝見して、私ってばつくづく間の悪い時季に訪れてしまってるなーっと思いました。

こちらこそ、楽しみにしております。
よろしくお願い申し上げます。

橘右近大夫様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

美馬市の絶妙な位置、ご確認いただけまして?

謎には近付き難いのですが、様々な時代の史跡があっちこっちにあって、まわりきれないよー!という贅沢な悩み。

先週は友人にせがまれて、必殺日帰り旅を強行しましたのよ。

昨年と今年の1月は徳島市を中心に巡りましたが、どうやら、にし阿波地域の方があれやこれやとつまみ食いするには絶好の場所のようです。

No title

三間一戸は理解していたのですが、控柱のかずえ方が漸く理解できました。ありがとうございました。

No title

こんにちは~

>・・・仏壇に見えてしまうのは、私だけ~(^_^;)?

わたしもです(*´∀`)ノ

あんよの数え方・・・図解見ると判るけど、実物だけだと未だ迷いそう^^;
覚えが悪い生徒ですいません^^

ここも何かありそうな予感(*´m`)ムフ
ぽちぽちぽちーーー☆彡

四方様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうなんですよー。控柱を数える点は目から鱗で。
確かに、体を支える脚、ですね。

面白いなぁ~と気付いて、以来、いち、にぃ、と数えてしまいます。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

名古屋には名古屋仏壇という金ピカカテゴリがありまして。
実家の仏壇も、これ、どうすんねん!?的なものでねぇ。
家長の父が他界後、お墓と共に父方の従兄弟に押し付けましたが。

お寺というと、ついつい、こう、法事とか、ね。
そんなイメージなんですよね。

説明板と素人目で数える脚の数が合致しないことがありまして。
本柱は、脚ではないと知ってからは、うふふふ♪っとしながら眺めています。

美馬市というのは、実に様々な時代のものが残る素敵な地域でした。
訪問するまで、美馬市脇町の稲田さんと、三好一族しか頭になかったので、とても嬉しい出会いです。

今年の四月の冬戻りはちょいと遅かったのかな。
そちらの東側に吹雪情報が出ていて、びっくりです。

雪道なんて、走ったことないですもの。
暦通りのお休みに助けられた感じってことにしておこう(・・・ちっ。)
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史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

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