開口神社の関西最古と伝わる力石

こんにちは。


でっかい狛犬さんがお出迎え。


まんまるなちび狛ちゃん。


投げちゃだめー。


けなげなちっちゃい狛ちゃんもお出迎えするここは、


大阪府堺市の開口神社。

かいこう、ではなく、あぐちじんじゃ。


拝殿手前横に、あっ!


おおお。


どすこいっ。

ちからいしです。

おおおー、力石。やっと会えたよぉ~。

神社巡りのブログ様ではちょくちょく見かけてはいたのですが、
力石を力石と認識して面と向かったのは初めて。

いつもお世話になっている、専門的な力石の研究と民俗に詳しい力石に魅せられて 姫は今日も石探し様の記事で、力石にはいろいろな背景や悲喜こもごもがあり、全国津々浦々をフィールドワークされている専門の先生方がおいでと知り、とってもとっても会いたかったのよー。


【力石とは?】


「力石とは、力試し、力競べをするために使われた石のこと、およびその競技をさす言葉です。
昔の農村の青年は米俵を担ぐなど力仕事をすることが多く、力試しをよくしたと伝えられています。江戸時代中期から明治にかけて、 各地の神社やお寺の祭の際には、力自慢を競う競技が行われていました。」
(保利神社HP「力石について」より引用)
http://www.oct.zaq.ne.jp/hori-jinja/keidai/tikara/tikaraisi.htm

力石には、「力石」の他に、「鶴亀」「雲龍」といった縁起のいい名前や、持ち上げた人の名や重量を刻んだものなどがあるそうです。



丹後半島の浦嶋神社。




力石を知らない頃に訪問したので、画像が投げやり。


那智勝浦の補陀落山寺と熊野三所神社の間。

力石は二つだと説明板にあるけれど、みっつ並んでいるの。
リボンつけるとか、目印が欲しいところです。よよよ。

さて。


指先までかわいいちび狛ちゃんの開口神社に話を戻して。


「大判石」

抱っこは無理よー。

大判ってぐらいだから、重いクラスなのかな。


明治24年9月の銘


「力石」

上端部には奉納者の氏名が刻まれています。


「五十五貫目」「文政丁亥十一月吉日」(1827年)


五十五貫目とは、約200キロ。

持ち上げたのかなー、これ。
ちょびっとごつごつしているのが、気になります。

だって、こんなの失敗したら怪我しちゃうわ。

力石には、これを持ち上げた若い衆の涙や汗、喜びや悲しみが詰まっているから、撫でて愛でてあげてね、って力石に魅せられて 姫は今日も石探し様に教えていただいたので。

みんな、撫でた。

まぁるい石は、何となく触り心地がよろしい。

不思議な感じでした。


「長雲?(まだ下に文字がありそう)」

天保4年(1833)のこちら、関西最古の力石と言われているとか。(保利神社HP「力石について」より)

ってことは、「五十五貫目」くん(どすこいっの文字が重なっている石)は、記念の奉納石なのかなー。


すごいなー。すごいなー。

こんなのを持ち上げるんだなー。


でっかい狛ちゃん、それ、違うから。


いつも応援いただきありがとうございます。
開口神社のでっかい狛犬さんは有名人のようですが、今回はわき役。うふふふ。力石を持ち上げる大会は主に江戸時代から明治が盛んだったようですが、現在も行われているお社もあります。皆様の近所の神社にも力石があるかもしれませんよー。地面に転がっていたり、埋まっていたり、少しお気の毒な目にあっている力石くんも多いようですので、目をお皿にして、ぜひ。

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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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すごーい! 感激!

つねまる様
素晴らしい!
私が見たことがない力石ばかりです。見せてくださってありがとうございます。関西の力石は大切にされていますね。いいですねえ。

姫路市では秋祭りに若者たちが石担ぎをしています。これ、これ無形文化財に指定されています。昨年、行ってきましたが、白まわし姿の若者たち、かっこよかったです。

つねまる様はフィールドが広いので、これを機にたくさん見つけてまた見せてください。ただの石っころですが愛すべき石っころです。

No title

こんばんは~

あぐちって読むんですね^^
可愛い狛ちゃんがいっぱいだ^^

力石は地元の神社にないみたいです。
ほかのブログで初めて知って、検索してみたけど地元の神社では出てこなかった(´・д・`)

色んな力石があるんですね。
丸っこく摩耗してるのは、相当たくさんの人がチャレンジしたからなんだろうか^^

石にドラマあり^^
ぽちぽちぽちーーー☆彡

雨宮清子(ちから姫)様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

雨宮様の記事で力石の楽しさを知り、ほんとに見たかったんです。
やはり実物に触れると、ほんとにいいものですね。

丹波地域では全然見かけなくて、資料館で訊ねたら「?」で。
堺市には、どうやら複数ありそうです。

地域によって違うのかなーっと、興味は尽きず。
面白いものを教えていただいて感謝です。

堺市は大阪夏の陣と先の大戦で焼かれています。
開口神社も同様ですが、力石は残った上に大切にされてるんだなー、と感慨無量。


>姫路市では秋祭りに若者たちが石担ぎをしています。これ、これ無形文化財に指定されています。昨年、行ってきましたが、白まわし姿の若者たち、かっこよかったです。

全然見つけられなくて、しょぼんっとしていた時に雨宮様の記事を拝見して、あ、姫路にあるんだー!しかも、担いでるー!っと感激致しました。

うふふ。うきうきな記事、楽しかったです。
私も来年行ってみたいです。


フィールドが広いといいますか、ストレス発散のためのドライブなので走らないと気がすまないもので。おほほほ。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

開口神社は、石に優しいお社でした。

力石が丸いのは怪我をしないためもあるそうで。
狛犬さんとは違う、石のあたたかさがありましたよー。

こう、持ったら手に馴染む感じ。

行ったらあった、おや、びっくり。

そんな出会いがしたい力石くんと狛ちゃんなのです。うふふふ。

はじめまして

\(^o^)/
初めまして
開口神社には、たまに行くのですが、こんなに力石あったっけ・・・と、気が付いていませんでした。
今度、じっくりと探してみます。
有難う御座いました。

無責任男 拝

No title

力石。
私の行く神社では、結構その辺に転がっ…
いやいや、祀られてます。
あれかな、人が多く住んでるところに多いのかな?
娯楽的要素もあるし。
泉佐野まで行くと、民家の軒先に、転がってる力石を見ることができます。
史跡になってるから、撤去されてないはず。

minekazeya様

こんにちは。はじめまして\(^o^)/

開口神社で拝殿前をうろついたら、いましたの。

突然の出会いにびっくりしました。
力石、大阪にもあったんだー!っと。

いつも大阪北部や丹波で探したんですけど、なくて。

開口神社、とても素敵なお社ですね。
初めて参りました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

猫舌=(・ω・)=様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうなんですよねー。
猫舌=(・ω・)=様の記事では転がっ…いやいや、祀られている力石をお見かけしたんですが。

ないの。なかったの。とにかく、ないったら、ない。

おっしゃる通り、娯楽的な要素が強いし、そもそも比べる相手がいないことにはお話にならないのかなぁ。

で。

なんですってー!

泉佐野では民家の軒先に転がってるんですとー!?

それは探しに行かなくてはっ。

なんでしょうねぇ。キタとミナミの違いなのかなぁ。
まぁ、キタゆうても北過ぎるのがそもそもの凡ミスなのかしら。

No title

こんばんは。

「力石」
そういう石があるらしいのは、何となく知ってましたが、初めて拝見しました。
「お姫様」の所にも行ってみました。
こんな石が大事に保存されてるんだぁ。
これは私も探してみよう。
果たしてこの辺りにあるかしら。
あってもおかしくはない、と思うんだけど、そういう目で見たことが無いので、これは驚きだわ。
新しい目を開かれた気分です。

No title

http://nekotamasi.blog.fc2.com/blog-entry-1801.html
泉佐野の力石はこんな感じ。
うちのもうひとつのブログの過去記事ですが。

力石って、港の荷運びとかしてる、若い衆の遊びってイメージが強いな。
だから、川沿いの神社でよく見るような。
泉佐野は海ですが。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

力石、面白いですよね。

専門的に研究をされているので、雨宮様のブログはとてもわかりやすくて楽しいです。

郷土史を追って調べるのはとても地道な活動なんですね。

力石、猫舌様のコメントにあるように娯楽的な要素が強いようで、力自慢をする環境にも左右されるのかなーっと。

とにかく探せど探せど見つからなかったので。
ううう。

万見仙千代様の地元にもあるかもー。
ぜひぜひ探してみてくださいまし。

転がってることがあります。しくしく。

猫舌=・ω・=様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

記事のご紹介ありがとうございます\(^o^)/

あらやだー。こんな風に転がってるのかー。
泉佐野も繁盛した町なので、力自慢の若者が多かったのかしら。
うんうん、海ですね(*^_^*)

なるほど、荷運びするなら、力自慢。

確かに。

山奥で、ないよーないよーって、そりゃ当たり前だ。

ふむ。町中へ繰り出してみようと思いますわ。おほほほ。

No title

再びこんばんは。

力石・・・・
どこかでこの字を見たことがあるぞ~と思ったら、やっぱりありました!
佐久の近く、東御市にある、江戸時代の名力士・雷電為右衛門の生家でのこと、玄関前にあった石です。
「雷電の鋤石、力石ともいう」って。
くわしくは読んでいただけますか?
http://sassanarimasa200.blog59.fc2.com/blog-entry-1487.html

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

おおお、ありがとうございます\(^o^)/

お邪魔しましたー。

雷電の名前はどこかで聞いた気がしましたが、さて?
でしたので、とても驚きながら拝見致しました。

生家を復旧させた地元の方々に拍手ですね。

すずちゃん、かわいかったです。
ママ~、ママ~って声が聞こえてきましたよー。
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