スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誇り高き十津川村と、天誅組プロローグ

こんにちは。


紀伊さんみゃ・・・狛ちゃん、じゃま。


紀伊山脈。紀伊半島のど真ん中。


奈良県十津川村。

十津川村は、神武天皇御東征の際、山深い吉野の山中を先導した 「やたがらす」が祖先であるといわれる所。



壬申の乱(672)では、天武天皇(大海人皇子)の吉野御軍に参加。
この折の戦功により、三光の御旗と「とをつ川吉野の国栖いつしかと仕へぞまつる君がはじめに」という御製を賜り、さらに租税を免じられます。

保元の乱(1156)では「十津川の指矢三町、遠矢八町の強勢が京へ馳せ上った」(『保元物語』)とか。

南北朝時代に入ると、十津川は一貫して南朝方に属し忠誠を尽くし、後醍醐天皇の皇子で鎌倉幕府討幕の中心的な役割を果たした大塔宮護良親王の十津川落ちでは親王を守護。

村内には南朝ゆかりの歴史遺跡が数多く残ります。


このような経緯から、十津川には尊皇の気風が育まれました。


足利幕府の成立以後も守護大名は山々に囲まれ半ば孤立した位置にある十津川を放棄し続け、十津川は封建支配の外に置かれ、十津川の玉置山が領主化。

豊臣秀吉による太閤検地が行われて初めて封建支配に組み込まれようとしますが、さしたる租税も徴収されず、実質的には十津川は治外法権として一種の自治を保ち続けます。

(以上「十津川村HP」より抜粋)


時代が下ると、勤皇家の十津川郷士は京都御所の護衛を任され、明治維新の魁となった「天誅組(てんちゅうぐみ)」にも多くの十津川郷士が参加しました。


奥の白い建物が十津川村歴史民俗資料館。

実に豊かな史料を見ることができます。(十津川村観光協会HPより)

【南朝ゆかり】

★「大塔若宮興良親王令旨」
★「後村上天皇綸旨」

【十津川郷士に関する資料】

★幕末から明治維新にかけて活躍した十津川郷士960名による天誅組の檄文など。
★坂本竜馬と親交のあった十津川郷士中井庄五郎の佩刀(はいとう)

【明治の廃仏毀釈】

明治初年の神仏分離令により、玉置山の寺をはじめ、十津川郷は徹底して廃仏毀釈が行なわれます。
秘かに守られた、神仏習合のなごりを示す貴重な仏像を展示。

★「玉置山の梵字が刻まれた釣鐘」(国重文/佐々木高綱が献納)
★「玉置大権現」扁額
★「天上輿(てんじょうこし)」高牟婁院へ聖護院宮様の送迎用

(引用終り)
十津川村観光協会HP
http://totsukawa.info/joho/kanko/3Historical_Museum.html



十津川村、好き。

さて。


奈良県十津川村から西へ向かえば


和歌山県田辺市龍神村。(画像:龍神温泉上御殿)


(クリックで拡大)目を皿にしてご覧下さい。

ここに十津川郷士と龍神村を結ぶひとつの史跡があります。


天誅倉。

十津川郷士が加わった天誅組所縁の建物です。


(画像:和歌山県那智勝浦の宇久井神社の狛さん)


「天誅組の変」

幕末における下級武士と豪農豪商とが一体となった最初の武装反乱で、倒幕及び明治維新の魁と称えられる歴史的な事件。

文久3年(1863年)8月17日。
吉村寅太郎をはじめとする尊皇攘夷派浪士の一団(天誅組)が公卿中山忠光を主将として大和国で決起し、後に幕府軍の討伐を受けて壊滅。(wikipediaより)

明治維新が実現するのは、このわずか5年後のことでした。



次回、幕末音痴の私が綴る、天誅組のおはなし。

・・・れっつちゃれんじ。


参考文献

十津川村HP
http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/contents/1109301190312/index.html
十津川村観光協会HP
http://totsukawa.info/joho/kanko/3Historical_Museum.html

十津川村歴史民俗資料館リーフレット



いつも応援いただきありがとうございます。十津川村の歴史と温泉が大好きで、若かりし頃は日帰りで通ってましたの。今は無理。温泉でゆっくりしたいですもの。さて、誇り高き十津川郷士を巻き込んだ天誅組、紀伊山脈を駆け回ります。昔の人は足腰が頑丈だったのねー。
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ



ぽちぽちぽち、ありがとうございます。応援、励みになっております。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは、いつもお世話になっています。kotodayoriです。

「十津川村と、天誅組」の話、大変興味があります。十津川村は、まだ行ったことがないのですが、いつか行きたいと念願していた場所でした。風景だけに興味を持っていましたが、村の深い歴史を教えていただけそうで、次回が楽しみです。

また、よろしくお願いいたします。

No title

おおお
十津川村だ~
十津川村歴史民俗資料館。
行ってみたいなぁ。
夫曰く、『我が家の紋は(菊水)だった。戦時中に畏れ多いとのことで変えた』とのこと。
そのままにしておけば良かったのにね。
天誅倉
これって何だ?
天誅組のための倉なのかな。
中山忠光卿は、若干20歳で殺されたのよね、たしか。
絵姿を見る限り、ハンサムよね。

No title

幕末オンチ仲間~ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ

時代小説でチョイチョイでる十津川郷士ですが、
ほんとのところは全く知らず、現地も超不案内。
つねまる様の先導を頼りにヨチヨチ(遅読)歩きます(*´pq`)

狛ちゃ、赤いベベがお似合い^^
ヤタガラスのリア充カップルが可愛い^^

十津川の中心で、つねまる様は何を叫ぶのかしらん~
ぽちぽちぽちーーー☆

kotodayori様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

今年も素敵な夏の風物詩を拝見させていただきありがとうございました。
ほんとに、素敵でした。行きたいなぁ。

十津川村は、五條市から南下するだけなのですが、なかなか遠くて。
昨今の異常な豪雨による被害もありますし。(五條からは行けます)

こちらは、「尊皇」の一貫した姿勢を貫いてこられたお土地柄かと存じます。
南朝方についたこと、十津川郷士、神仏分離、全くぶれない姿勢がすごいなぁと。

弊ブログ内で和歌山県記事だけが突出しておりますように、紀伊半島の旅はとても豊かなものです。
様々な時代に、いろいろな人々が滞在し、通りすぎ。

あちこちを辿るうちに、また十津川村へ帰ってくる。

そんな感じが致します。

風景をお目当てでしたら、玉置神社が素晴らしいですよー。
神社としては最近「?」なのですが、お社を取り巻く自然、圧倒されます。

こちらこそ、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

おおお。

十津川村ですよ~\(^o^)/

十津川村歴史民俗資料館、ここ、すごく面白かったです。
北海道へ行った経緯も展示されていて、万見仙千代様の新十津川村の資料館の画像と同じようなものもありました。

夫様のお言葉、重いですねー。

すごいなぁ。さらっとおっしゃるところがすごいなぁ。

中山忠光さん、そうなのです。いいお顔。
天誅組を率いたのは若気の至りか真相はわかりませんが、若干二十歳ですもの。無理だって。そう思いました。

この方、家族が畏れ多いメンバーで、ちょっとびっくり。

天誅倉は、クラです。ここのおうちの。

うふふ。お待ちになって、お姉様。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

十津川村の中心で、私は叫ぶのよ。

「ふらちなおんせんざんまい!」

今日こそ史跡をぐるぐるするぞー!っと思いつつ、到着したら即、温泉。

動かざること山の如し。

気持ちいいですの。十津川温泉。

幕末音痴仲間、わーい( ・∇・)♪

この時期のあれこれが現在に至っているので、なんか、こう、好かん。
ヘイトスピーチになってしまいそうです。回避。

No title

こんばんは!

ガイドマップ、クリックして見ました!

これだけ広大だと、一周するのにかなり時間がかかりますね。
かといって、どこかを省くのはあまり好きではないので、ついつい無理をしてしまいます。
8月の旅では、熱中症になりかけました(^_^;)

残暑と台風に気をつけながら、歴旅楽しみましょう!

しずか様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

再来年の大河、楽しみですよねー(≧∇≦)
しずか様のお得意な場所ばかりではありませんか?

うーむ。静岡県を東奔西走したくなります。
そちらの源平の旅も憧れちゃうわ~(o^-^o)

お。マップ、ご覧いただきありがとうございます。
龍神村はとても広く、車でも数日を要するかと思います。

>かといって、どこかを省くのはあまり好きではないので、ついつい無理をしてしまいます。

うおう。
しずか様、いつもすごいなぁと拝察しておりましたが、なるほどなるほど。
省くのはお好きではないのですねー。

・・・一日、三ヶ所が限度の根性なしです。がんばろー、わたし。

あー、一番きつい暑さの中のご旅行でしたものね。
しずか様、ご無事でなにより。

そうですね。いろいろなものに気をつけながら楽しみましょー♪
プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

◎画像の著作権は放棄しておりません。
◎画像と記事の無断使用厳禁!!
◎丸パクリには断固抗議する!!

◎リンク戴く際はご一報下さい。御礼させて戴きたく。
◎一言でもコメント戴ければすごーく嬉しいです。

尚、メールでのお返事は致しませんので、コメント欄をご利用ください。

宜しくお願いいたします。

参加してます♪
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
最新記事
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
ブログ村さんに参加中
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ご来場御礼
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。