《書写山》奥の院へ左甚五郎作のおしりを見に行く



1316年建築。書写山で最古の様式をもつ建築物。
三間四面で、手前の一間は礼堂。

三間、つまり柱の間がみっつ。
手前一間が礼堂だから、奥の二間が本堂。造りの違い。
解体修理の時に、この辺りから奈良時代の遺物が出たので、書写山ができる前からここには何らかの宗教施設があったかも…だとか。



室町時代建築。薬師堂と同時期・同仕様。
ただし、礼堂がついてない。

奥の院へ向かいます。

奥の院。


1589年建築。本殿は庭を挟んだ向かいにある護法堂。
神社形式をとる仏殿の様式が珍しいのだと、現地案内板。

開山の性空上人(1007年没)を祀る。
性空上人の骨を内蔵した等身大仏像がある。骨…。
建物は1671年再築。


右側の護法堂が工事中のため半分見えず。悔しいから合成。
さて、開山堂へ。




かりょうびんが
天人や観音菩薩が現れるとき、前触れにふわふわ飛んでくる人。
この人達が来るときは、いい匂いがしてきて、音楽が聞こえてきて、お花が舞うの。
この人は琵琶を演奏中。


軒下の四隅に、左甚五郎作の力士像。

そうなの。
北西の力士君は、あまりの重たさに脱走。

ここは、この↓

の、乙天童子(不動明王の化身)を祀る。
若天は?
あまりに不細工ちゃんだから、性空上人が暇を出しましたとさー。
ひどい(T_T)
ブログランキングというものに参加してみました。
ポチ、して下さったら重たい物を肩にのせます


にほんブログ村
ありがとうございます。
- 関連記事
-
-
閑話休題。屋根を支える力士くん
-
軍師官兵衛紀行の書写山円教寺の本堂は摩尼殿です。弁慶がいます。
-
軍師官兵衛紀行の書写山円教寺「三之堂」を写真満載でご紹介です
-
軍師官兵衛が秀吉におすすめした書写山円教(圓教)寺をさくっとご紹介致します。
-
《書写山》奥の院へ左甚五郎作のおしりを見に行く
-
《書写山》ロープウェイに乗って本堂へいざ!
-
《書写山》松平直基廟所…誰か直してあげてっ
-
《書写山》榊原家廟所
-
《書写山》本多家廟所⑦ 本多さんちが大騒動で松平様の登場!さあ、書写山へ行こう!
-
《書写山》本多家廟所⑥ この世は夢の中…政朝の流転人生
-
《書写山》本多家廟所⑤ 嫁は千姫、母は熊姫…忠刻
-
《書写山》本多家廟所④ 自由な次男坊、忠朝
-
《書写山》本多家廟所③ 忠政は父が四天王で嫁が熊で息子の嫁があの人で…
-
《書写山》本多家廟所② 四天王 本多忠勝!
-
《書写山》本多家廟所①まとめ
-