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夏の始まり沙羅双樹の花。

こんにちは。


いよいよ夏が本番になりつつありますねぇ。
昨日は、初セミが鳴きました。

シャー・シャー・シ・・・で止まったまま、沈黙。

あの蝉はどうなったのかしら。

そして、夜中の1時でも気温30度です。来た、大阪の夏。


いっそのこと海にでも出掛けてしまえばいいのですが。




祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
驕れる者も久しからず、たゞ春の夜の夢の如し。
猛き人もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。



『平家物語』の冒頭ですが、この「沙羅双樹」。

インド各地を修行中にクシナガラで病いに倒れ、入滅したお釈迦様。

インドの「沙羅」の白い花びらが散って、釈迦の体を包んだといいます。

精舎の四隅に「沙羅」が2本ずつ生えていたから、「沙羅双樹」。

インドではありふれた植物ですが、耐寒性に乏しいため日本では自生せず、温暖な地域や温室内でしか育たないため、代用されるのが、夏椿。


(※これは普通の椿)


「沙羅双樹」は、早朝に開花した純白の花が、夕方には無慚な姿で散ってしまうとか。

よって、儚い人間の一生に喩えられています。


朝には美しい姿を見せていた白い花。


夕方には散る。儚いものかな。


平家の繁栄と、平家の人々の命もまた同じ。


仏教において特別なお花の夏椿。

京都では、妙心寺内東林院、嵯峨鹿王院の沙羅双樹が有名。
毎年「沙羅双樹を愛でる会」等も六月中旬頃より行われるお寺もあります。


いつも応援いただきありがとうございます。「朝には紅顔ありて夕べには白骨となりぬ」とは、浄土真宗のおふみさまでしたでしょうか。母が、いつも「ほんとにそうだわ」と言っていました。ほんと、人の命なんて、儚いものです。
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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No title

夏椿もあっという間に咲いて雨季に当たって散ってしまうのが何とも儚げなんですよねぇ。
今年は職場近くの夏椿を一瞬しか見られなかったのでなんか物足りない。
6月の下旬から百日紅が咲き、今すごい勢いで花開いております。

No title

こんばんは
沙羅双樹って言葉は知っていても
椿の様な花とは知りませんでした。
椿は実家に4本、それぞれ色が違いましたが
私はビロードのような白が好きでした。
気品があるんです、納得!

さかした様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうなんですよねぇ、夏椿。
冬の椿よりも、あっけなくて。
紫陽花に見とれているうちに、終わってしまいます。

百日紅、今、季節ですねー。

そうそう。ご近所の垣根の上に、いっぱい咲いてますわ。
花もいいけど、あの、ちゅるんっとした幹が好きでー。

うふふ。ほんとに、サルスベリ。

ミント様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

インドの沙羅双樹は、小さな花がわちゃわちゃわちゃーっとした白いお花なので、お釈迦様を包むように散った場面の想像がつきやすいのですが。

日本では夏椿なので、かなり感じが違いますね。
でも、夏椿の方がきれいなお花のように思います。

あらー、ご実家に椿が四本も。羨ましいなぁ。
しかも、色違いですか♪素敵ですねー。

うちにあったのは、祖母の使ってた椿油・・・。

ビロードのような白の椿。

ど、どんな椿なんだろう。
ものすごく上等なペルシャじゅうたんみたいなのかしら。
あー、いや、例えが既にびんぼくさい。

気品。気品。今年の椿鑑賞は気を付けてみなくちゃー。

こんにちは

ながい~なが~い歴史の中
人間の一生、はかないものですね。
なぜか夏の夕暮れに、そんなことを
感じてしまいます。なぜだろう。

平家もローマ帝国も、あれだけ繁栄してたものが
なくなってしまうとは、せつない、、、
先日、「男はつらいよ」観てたら
寅さんも「夕べには白骨となりぬ」のこと
言ってました。

ゆず様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

夏の夕暮れ。やはり、蝉の声ですかねぇ。
なんだかおうちに帰りたくなる、不思議な感じで。

ローマ帝国も、そうですねぇ。
あれ?あれ?っと思ってるうちに、地図から消えましたもの。
まぁ、ローマ帝国に比べたら平家なんて微々たるものでしょうけど・・・。

おや。寅さんも言ってたんですか。あらぁ。

お昼まで普通に話していた母が、夕日が海に落ちる頃には亡くなっていたもので。

ゆず様のおっしゃる通り、不思議なことに夏の夕暮れを見ると、思い出します。季節は正反対なのになぁ。

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内緒様

こんにちは。

そうでしたか。うん。ひとつの区切りを終えると、ホッとしますね。

お疲れの出ませんように。
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つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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