白鹿神社。布団屋台に遭遇

こんにちは。


丹波市山南町の白鹿神社。

同じ丹波市でも、山南町は、兵主神社の春日町から柏原町を挟んだ南部。

丹波竜の化石が出てきた町です。


訪問日は4月29日。白鹿神社の春の祭礼でした。


鳥居の扁額は「大歳神社」となっており、間違えたかと思ったら、こんな配置で。


こちらは、大歳神社。


この子はここの子でした。


あー、そんな事言ったら・・・


あーあ。


助けてやれよー、とーちゃん。


小ぶりながら、素晴らしい社殿だなーっと、うっとり。


祭神は、大歳神。


彫刻は中井権次一統の、中井清次郎正実。


いただいてはいけません。



祭壇が設置されていたので、横から失礼。

本来は瑞鹿(しろしか)神社。
白鹿神社は通称で、御祭神は天香具山命。


この白鹿神社の由緒物語。

1746(延享3)年のある春の日。


(画像:大原野神社の鹿さん)

右脚に傷を負った美しい白い鹿が太田の里に下り、川に落ちて流され、 助けた村人の手厚い介護もむなしく死んでしまいました。


(画像:柏原陣屋)

時の柏原藩主織田公からはお供え物を賜わり、 吉祥として白鹿をねんごろに葬れとのお言葉があったそうです。

村人は瑞鹿(しろしか)神社として祀り、以来足の病に霊験あらたかといわれ、お祭には沢山の参拝者が訪れます。(丹波竜の里HPより引用)


周囲を歩いていたら、お神輿発見。


丹波市では「太鼓神輿」と呼びます。

これ、大阪へ来て初めて見たんですよねぇ。


太鼓を乗せて担ぐ祭礼山車は「太鼓台」といい、大阪、兵庫から四国、中国、九州地方に見られ、特に瀬戸内海沿岸地域に多く分布。

瀬戸内海沿岸地域の太鼓台は基本的にこの「布団屋台」で、布団を重ねた屋根を基本形とします。

地域によって、布団の数や装飾が異なりとても多様。

播州では「屋台」、淡路島では「布団ダンジリ」、大阪では「布団太鼓」と呼ぶ地域があり、四国の香川県や徳島県では「チョウサ」と呼ぶ地方も多いとか。



布団の四隅が反り、平屋根なのがわかります。


ペロペロキャンディー(違)。


味わい深いです。


(クリックで拡大)太鼓歌だそうで。


暗記している人も少なくなったのかな。


間違えてます。太鼓神輿です。

素敵なものを拝見できました。


白鹿神社
《住所》兵庫県丹波市山南町太田590


参考文献
現地説明書・兵庫県神社庁HP・丹波竜の里HP(http://www.kamikuge.com/guide.html)



いつも応援いただきありがとうございます。祭礼には、礼装に身を包んだ方々が参拝されていて、小汚ない格好の私はとても場違い。境内の外で待機しました。その後、氏子の方からいろいろなお話をお伺い出来て、楽しかったです。やはり、中井権次一統の彫刻群は、昨今注目を集めており、「いいでしょ、ここのお社」と皆様とても誇らしげでした。
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No title

素敵 (人´∀`).☆.。.:*・
社が小ぶりな分、じっくり眺める事ができる^^/
ママ狛に(体重で)鍛えられてる子狛(*´pq`)プププ

歴史的に有名な建築物だけでなく、地方の社に注目・関心が高まるのは歴史ファンとしては嬉しい限りです^^

笑点の山田くんが積んだような座布団だんじり←違う
何となく【嫁入り道具】にも見えなくもない^^

神輿布団の上で寝たら、雲の上で寝てるみたいだろうなぁ
高さ的に寝返りは命がけになりそうだけど(笑

某学園漫画の影響で、白鹿は「お嬢様」のイメージ^^
ポチポチポチポチーーー☆

こんばんは

子供の狛犬ちゃん、あらあら
ポーズが。
いろんな狛犬さんや造形物を
見せていただくうちに
昔の方々のユーモアセンスがステキだなと
思います。

美しい白い鹿のお話、いいですね♪

ふとんだんじりとふとん太鼓
珍し~~い!
氏子の方が誇りにされている
お社、素晴らしいですね♪

No title

薩摩の坊津も35年前に見に一度行っています!ここから遣隋使が派遣されたとは信じられないところでした!ここでサツマイモの焼酎薩摩白波を覚えてすっかりかわりました。サツマイモの焼酎は今でも凄く美味しいです!一本頼むと2合で出てきます!太鼓神輿も丹波では変わっていますが、ありますね!5月8日~14日まで薩摩、日向国の神武天皇の史跡を探ってきました!丹波とは全く違った意味もあるところでした!丹波のPRありがとうございました。

No title

御神輿にカンペ!(笑)
こんなの初めて知りました。
やっぱり、普段は都会に出ていて、お祭りの時に故郷に帰る若衆のためなのかな。

それに、何で布団なんだろう?
私も初めて見ました。
色々あって、本当に面白いですね。

No title

こんばんは、お世話になっています。kotodayoriです。

太鼓神輿の色鮮やかですね。この神輿をかついで、たいこをたたき、太鼓唄を唄いながら町を練り歩く様子が目に浮かびます。一度見てみたいですね。

また、よろしくお願いいたします。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

うふー。お社は大きければいいってもんじゃないよなーっと改めて思う、素敵なお社でした。

そして、ちび狛ちゃん。うふふ。天国です。

氏子の皆様、地域の歴史や神社仏閣にとても造詣が深く、いろいろ教えていただきました。
丹波はあれこれ出現するので、油断大敵。

この近くには、細川頼之創建の彗日寺があります。
はい、思い出して~。細川頼之よー。
また後日、ご紹介しますね。

この布団ねー、ほんとに不思議ですよねー。
そうそう、花嫁道具の座布団みたいねー。

播磨では、これに装飾付けて何基も出るので、それはそれは賑やかなお祭りになりますのよ、

ゆず様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。ゆず様のグルメ記事、よだれをたらして拝見してます。

うぐぅー。

子狛さんはいろいろな格好をして、楽しませてくれます。
石工さん、楽しく作ったことでしょうねー。

やり過ぎないユーモアセンス、素敵ですねー。
くすっ、っと笑う。その加減が難しいと思うんです。

今や害獣となってしまった鹿さんですが、いいお話でした。
そして、あー、ここは織田さんの柏原藩なのだわ、とも思ったり。

ね、ね、ね。ふとんだんじり、珍しいですよねっ。
大阪の友人は、「ふとんでないなら、何がのってんの?」と聞くんですー(T_T)

屋根しかないでしょー。

氏子の方々が大切にされ、誇りに思っているお社。
つくづく、大きければいいってものではないなーと思いました。

四方様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

おかえりなさいませ。日向国の神武天皇巡りとは、素敵な旅ですね。
うふふ。記事、楽しみです。

今連載されている湖北の旅も、ほんとに細かく廻られていて、すごいですね。


>薩摩の坊津も35年前に見に一度行っています!

さ、35年前ですかっ。おおお。さすが四方様です。まだまだ私はひよこちゃんですわ。おほほほ。

遣隋使が派遣されていた所でしたね。
坊津の先には何もない・・・そんな印象なので、当時はどれ程心細かったことでしょう。

おや。四方さま。

薩摩白波ですかー(≧∇≦)キャー

私も鹿児島旅行で芋焼酎の味を覚えました。
美味しいですよね。現地で口にするのは格別ですねー。

それと、九州の甘めの醤油。お刺身に合うので、常備してます。

丹波を歩けば何かにあたる、そんな地域ですね。うっかり何かしら?っと訪れたら、巡りめぐって抜け出すことが出来なくなります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。田植えの季節ですねー。

はい、カンペ付きのお神輿。私も初見でございます。

最近はスピーカーからお囃子を流しつつ練り歩くお神輿をよく見かけます。担ぎ手すら不足しているので、とてもお囃子までお稽古できないのかなと思います。

従来は日付で祭礼が行われていたものが、体育の日の連休に移動したところが多いですね。

ふとん。

ええ、ほんとに、不思議です。

初めて見た時、凝視しましたもの。

kotodayori様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。藤棚、きれいでしたー。

周りが山、畑、田んぼ、なので、太鼓神輿の色がとても映えておりました。
こじんまりとしていても、地域にとってはとても大切な自慢の太鼓神輿。きれいにお手入れされた貴重なものを拝見できました。

鎮守のお祭り、小さい頃はとてもわくわくしましたもの。

きっと太鼓唄も、懐かしい響きのものなんだろうな、と思います。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

色香

つねまるさん、こんばんわー♪

こじんまりとした社殿ですが、きりりとして可愛い社殿ですね。

「ねんごろに弔うのだぞ」と言っているのは、信包さんなのかな~。

ふとん太鼓とふとんだんじりは、なにげに色香があっていいですね♪

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

あ、調べてきましたー。

1746年なので、後期織田家第3代藩主・織田信旧(のぶひさ)さんの時のようです。

大和宇陀松山藩2万8,000石から丹波柏原藩2万石に転封になった信休の三男。

信包さんは、ちと、猫又さんになってる頃かもー(T▽T)

ふとんだんじり、piglet01様、ご存じでした?
私、ほんとに驚きました。

赤いお布団。まるであの・・・こらこら。

No title

>彫刻は中井権次一統の、中井清次郎正実。

見事な彫刻の社殿ですね!

各地を歩いていて、疑問に思うこと。

やたらと「左甚五郎」の彫刻とありますが、そんなに各地にしてないでしょう?と思いながら見ています(^_^;)

しずか様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。好きなものを追いかけているといつもしずか様の記事にたどり着きます。うふふ。

左甚五郎は、微妙ですよねー。
あなた、何人いるの?何年生きたの?って、不思議不思議。

時には、「えー?これは、ちと、どうなのかしら?下手くそー」ってものもあったり・・・。

中井権次一統の場合は下絵や文書が現存しているそうなので、根拠になります。ありがたいことです。

ただ私にはげーじつひんを見定める目がないので、ほへーっと口を開けて、わんことかウサギさんとか、龍さんを眺めてニヤニヤしております。こほん。

福井県の朝倉遺跡!

5月21日((木))JA丹の国綾部支店長が歴史大好きで、昨年は綾部九鬼藩の鳥羽城、松坂城などを見に行きました。今年は丸岡城、一条谷朝倉遺跡、越前大野城は見ていたので城下町散策に参加しました。一条谷朝倉遺跡は30年前に妻と子供3名で見に行っていき永平寺で座禅、今は見事に発掘され再現されていました!天空の城!竹田城以上のショックでした!つねまるさんにも見学をお奨めいたします!

四方様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。四方様、どこでもドアで史跡巡りされてませんか?

木曜日にそちら方面へお出掛けされたのですか。んまー。んまー。羨ましいお話ー(T▽T)

歴史のお好きな方と一緒にまわられた由。道中のお話も弾んだことでしょうね。

一乗谷朝倉遺跡!!

うえーん。行きたいなー。行きたいなー。
とても広い敷地に再現されたものと遺構が並んでいるのでしょうね。
養父市の朝倉氏の原点を通ってきたので、朝倉熱も再燃中。

ふむ。

海水浴シーズン前に、あっち方面、いいですねぇ。

情報、ありがとうございました。ふむふむふむ。
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つねまる

Author:つねまる
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古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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