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大賣神社。室町時代の狛犬ちゃんがかくれんぼ

こんにちは。


丹波篠山。篠山城の北東に鎮座する式内社。


かわいいお社。


本殿の彫刻が素敵らしいので、ちょいとお邪魔。


なんやらにぎやかしい。


なんか、おる。


いやぁ~ん。かわいい。


あ~そ~ぼ♪鬼ごっこはいかが?





こぐまちゃん、鬼さんを呼んでどうする。


え?


狛くまちゃん。


背中がちくちくすると思ったら。


お愛想なしめっ。


んまっ。


石製狛犬(現地説明板より)

「室町末期の製作と考えられており、篠山市内で最も古い狛犬のひとつである。保存状態がよく、当時の狛犬の様子がよくわかる貴重な文化財である。
篠山市指定文化財(工芸品)指定。」

あらぁ~。これはこれは。



やり直しません。



大賣(おおひるめ)神社
《住所》兵庫県篠山市寺内356

参考文献・サイト
兵庫県篠山市ホームページ「大賣(おおひるめ)神社」→→→篠山市HP「大賣神社」
兵庫県神社庁ホームページ「大賣(おおひるめ)神社」→→→兵庫県神社庁「大賣神社」

いつも応援いただきありがとうございます。ちびっこい狛犬くんに歴史あり。室町末期といえば、八上城で波多野氏や三好氏ががんがん張り切っていた時代。大賣(おおひるめ)神社の横にも山城がありました。どんな事が起きていたのか、お話してくれたらいいのにな。
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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非公開コメント

No title

室町末期ということですが、その割には保存状態はいいようですね。

なぜこの場所にという疑問も残りますが、長く残して欲しいものです。

No title

とてもステキな狛犬さんですね。
そして歴史もあり、市指定文化財・・・・なのに特別扱いなしで、台座なしの設置。いや、むしろそこに隠れていることによって風化を免れているのかも知れませんね(笑)

No title

こんばんは~♪
室町時代創建とはご立派な狛ちゃんですね。
もう少し目立つところでもよかったんじゃないですかー,、'`,、 (´∀`) ,、'`,、

たっつん様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

室町末期の作、の根拠は「作風」らしいのですが、台座もなく正確な年代は不明ですね・・・。
境内には周辺の寺社から移動させたものがあるので、それらと共に来たのかもしれないし、もとからここにいたのかもしれない。謎の多い二人です。

全体で40cmにも満たないので、盗難や毀損が心配ですね。
狛犬さんはお社にいてこそ狛犬さん、だと思うので、無事を祈るばかりです。

yuki様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

ばぁ~。

yuki様からのおほめの言葉、嬉しいな。ぐへへへっと笑いながら観察する変な人になってきた甲斐があります。

特別扱いどころか、地べたに放置、的な設置。
こそーっと、じみーに、草木に隠れて風雨をしのいでいるのですね(涙)。
ころっと転がっている狛犬さんの方が古くて素敵な傾向、ありませんか?
あああ、もったいなくて可哀想・・・(ノ_<。)

砂にならないように頑張ってもらわなくては。

まり姫様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

隠れているつもりが、かえって目立っております。

博物館に入れられるより、狛犬さんはお社にいた方が生き生きとしてますね。
ころん、っと転がしてあるのかと思うようなこの配置に萌えてしまうのですな。ふふ。

No title

うきゃ~~どうしましょう~
本気で可愛い~

室町末期~見かけによらず物知りちゃんなのね^^
丹波篠山~教えて欲しい、あれやこれ~

ぽちぽちぽちーーーー

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

ぴゃー!本気で可愛いだなんて~(≧∇≦)

室町末期の丹波はご存じの通りのうきうきわくわく、山城ビルド&スクラップ&ビルドどんどん!の時代ですからねっ。波多野に三好ですわよ、奥様!
三好といえば、先日、芥川山城に程近い茨木市の福井城で城内から鍛冶炉跡が出てきて、自給自足か?と、ヤッホーなニュースがありまして。現説翌日にぽけーっと見てきました。

同じ「丹波」でも篠山は兵庫県で、少し東は京都府の丹波。
腹立つのが、県が違うから記録を追いかけるのに右往左往。

道路の向かい側なのに、車でえっちらおっちらと遠くまで法務局ふたつを移動。そんな感じ。

篠山も甲賀市同様、うちの裏山、城やったん?的な場所です。もれなく寺社付き。うふふ。
惜しいのがこれだけ素敵な場所なのに、篠山市史が微妙。合併前の篠山町史は近代産業がメインで号泣。個別にぼちぼちと調べてます。

八上城と周辺城址の調査報告がやたらと充実してるので、そこは天国です。

神社の狛犬!

狛犬にしゃべらせる手法見事に今様です!
今様と言えば後白河法皇の今様の歌を
すぐ思いだします!
この一年間見事な今様風で読者を魅惑されて
います!
何時見ても小生のようにホンの少額でも市から補助金を貰っているとコメントができない有料ブログで10年過ぎました!
昨年5月の連休に山家谷藩の城址を訪れられて、返事したのが最初でしたね!
益々今様のブログを輝かせて下さい!
しかし一年間で5万人以上とは凄いですね!感嘆!ではまた!

四方様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

四方様からのお言葉の数々に、恥ずかしくて全身がもぞもぞしております。
今様朗詠といえば、能楽「敦盛」。須磨の浦に集結した平家一門は源平の戦い前に今様を歌います。

シテ「さても如月六日の世になりしかば。親にて候経盛我らを集め。今様を謡い舞い遊びしに
ワキ「さてはその夜の御遊びなりけり。城の内にさも面白き笛の音の。寄手の陣まで聞こえしは
シテ「それこそさしも敦盛が。最期まで持ちし笛竹の
ワキ「音も一節を謡い遊ぶ
シテ「今様朗詠
ワキ「声ごえに
地謡「拍子を揃え声を上げ

(中之舞)

〔ワカ〕
シテ「さる程に。御船を始めて

地謡「一門皆々船に浮かめば乗り遅れじと。汀に打ち寄れば。御座船も兵船も遥かに延び給う」

そして、有名な熊谷次郎直実と戦い落命する場面へと続きます。

悲嘆の前の今様朗詠とならぬよう、明るく楽しく。
後白河法皇が好んだ軽妙な言葉遊びと管弦のようには参りませんが、楽しい気持ちが少しでもお伝えできたらと存じます。

四方様の10年継続という金字塔を前にまだまだひよっこの身でございます。
山家の谷藩の城址をきっかけに得難いご縁をいただき、心より御礼申し上げます。
延べ五万人もの方々にご覧いただいているのですね。改めて感謝感謝でございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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