FC2ブログ

書写山と和泉式部と鵺



奥の院に、ひっそり佇む和泉式部の歌塚。鎌倉時代のもの。

和泉式部が仕える中宮彰子が、はるばる書写山まで開祖の性空上人に教えを乞うために訪ねて来たのに、権勢嫌いの上人は居留守をつかいます。

がっかりしょぼぼん…な、彰子の姿を見て、和泉式部は一首の歌を上人へ。

格調高く、宗教性溢れる歌に感激した上人は、追いかけて、彰子に仏の道を説いたとさ。

和泉式部の歌がこれ。


「冥(くら)きより 冥き道にぞ入りにける 遥かに照らせ 山の端の月」


謡「鵺」に出てくる歌です。
仕舞「鵺」で覚えたので、この歌を読むと、節とリズムが付いてしまうので恥ずかしい。
源頼政に退治された鵺が(鴨川から)淀川に流される最期の場面。


うつほ舟に押し入れられた鵺は淀川を流され
浦曲(うらわ)の浮洲に流れ留まります。

「冥きより冥き道にぞ入りにける 
遥かに照らせ山の端の遥かに照らせ山の端の月と共に
海月も入りにけり 海月と共に入りにけり」

という言葉で終わります。


頼政に射たれ、淀川に流され、最期に鵺は何を見て何を思ったのかな、と。

そんな歌。

他にもっと引用されているのでしょうが、乏しいお稽古履歴ではこれが精一杯。鵺の謡跡でなく書写山で浸ってしまった…。


書写山と和泉式部の関連は、また次回に。


ブログランキングというものに参加してみました。
ポチ、して下さったらお宅の屋根に鵺をのせます

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 古典芸能へ
にほんブログ村
ありがとうございます。








関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

◎画像の著作権は放棄しておりません。
◎画像と記事の無断使用厳禁!!
◎丸パクリには断固抗議する!!

◎リンク戴く際はご一報下さい。御礼させて戴きたく。
◎一言でもコメント戴ければすごーく嬉しいです。

尚、メールでのお返事は致しませんので、コメント欄をご利用ください。

宜しくお願いいたします。

参加してます♪
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
最新記事
カテゴリ
カレンダー
02 | 2021/03 | 04
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
ブログ村さんに参加中
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ご来場御礼