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丈六寺。丈領古墳群と火の用心。

こんにちは。


細川真之寄進の経蔵。

経蔵の奥へ進みます。


1567年。細川真之寄進の観音堂。


丈六寺の名の由来である「丈六(3.1m)の聖観音座像」を納めた観音堂です。


(クリックで拡大)

平家方の拠点であった「桜間城」は小松島に上陸した源義経に攻められ降伏しています。

四国は源平合戦の史跡も多く、「平家物語」を出典とする曲が多い能楽絡みでうはうはなのです。

しかし、「謡蹟巡り」はお上品過ぎ、神社参拝だけでは浮世離れ。
生身の人間のどろどろした熱気を感じるのが好きです。

・・・脱線しちゃった。


観音堂の裏に進み、実相院墓所横の石段を上がります。


正徳院墓所。

蜂須賀至鎮の娘。旗本の水野成貞正室。


観音堂を見下ろしてごめんなさい。


お城ではありません。


ここは、丈六寺裏山の秋葉神社。

面白いのが、この辺り、強固な岩盤。地面全てが岩です。


ほじくったら、だんご虫が出そうで嫌。


この裏山のてっぺんにいます。

ここは「丈領古墳群」の存在が確認されたところ。
調査済みで現況は残存なし。


丈六寺宝物館前に展示された石棺。


徳島の青石の石棺。


こちらはかなり小さな石棺。


南側の景色。

古墳時代からこの辺りには人が生活していたんだなー。ろまーん。

さて。秋葉神社へ戻り。



由来について、徳島新聞HPに昔話が載っており、面白かったので引用します。


丈六町丈六寺の裏山に秋葉神社がある。秋葉はんは「火伏せの神」として有名で、ここには秋葉三尺坊をまつってあるそうな。

三尺坊は越後の武士じゃったそうな。戦国の人間の醜い争いに嫌気がさし、侍をやめて坊さんになった。三尺坊は厳しい修行のおかげで、香をたいて立ちのぼる煙で火を消すことがでけるようになった。

ある日。丈六寺に金岡禅師ちゅうえらい坊さんがおられるちゅうんを聞いてやってきた。弟子にしてもろうて修行を続けた。

ところが、突然、金岡さんが寺から消えてしもうた。ほして、

「わしは秋葉三尺坊じゃ。この寺を火事から守るであろう」

ちゅうて、姿を消してしもうた。ほんで、村のもんが寺の裏山にお堂をこっさえて「秋葉大権現」ちゅうておまつりしているそうな。
(引用終わり)


秋葉さんは、火伏せの神様として全国に祀られていますね。

※「高僧金岡用兼禅師」は細川成之(しげゆき)が丈六寺に迎えた高僧。曹洞宗に改め、中興開基。


1855(安政2)年寄進の大型犬。

徳島外国問屋とは、どちら様なのかしら。大阪かしら。


ららーん♪


歌える方は同世代♪


ふぁさーっとしたしっぽ。


桜の季節はきっときれい。


消火より防火がかんじん。


体の模様もきれいです。


くるんころん。


きなこぱんならあるよ。


本殿へ。(というより、本殿から来た。)


こまー!


いいお顔してそうな狛犬さんです。


火の用心。

ここには境内案内図を見てから来たのですが、石の祠程度かと思っていたので嬉しい誤算。

丈六寺の南側道路からの参道石段があり、秋葉神社へ直接お参りも出来るようになってました。・・・というか、墓所からまわる方が珍しいのかもしれません。



神事の際はこのさびさびの所を通るのかしら。どきどき。

どきどきしながら、丈六寺巡りはまだ続く。


《秋葉神社昔話引用元》
「徳島新聞HP・『阿波の民話ー音読シリーズ【492】秋葉三尺坊 徳島市』http://www.topics.or.jp/special/122545497817/2008/05/121064764382.html


いつも応援いただきありがとうございます。大型犬の狛犬さん、とても細やかな姿で穏やかな子達でした。本殿のちびっこ狛犬さんは「火の用心!」と叫んでいるようで微笑ましくて。細川氏、蜂須賀氏、長宗我部氏、新開氏の生々しい攻防を知ってか知らずか、大型犬狛犬さんは今日も穏やかに笑顔です。ほっこり。
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非公開コメント

No title

おかねはよのため ひとのため
ちょきちょき ちょきんのきんよーび♪

そういえばこのCM、曜日ごとに変わってたのよねぇ。
と、おばちゃんはしっかり、食いついてみました(^ω^)

No title

本殿の土台の石造りが素晴らしいですね。それ以上に狛犬さんの尻尾も素晴らしい!

猫舌=・ω・=お姉さま

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>おかねはよのため ひとのため
>ちょきちょき ちょきんのきんよーび♪

え。曜日ごとに変わってたんですか。知らなかった。
金曜日はうっかり飲みに行ったりして、泣く。

神職の友人から「お賽銭が5円でご縁がありますよーに♪なんて、うそ。維持管理大変なんやから、たくさんよろしく」って言われて、神社巡り前は銀色硬貨を用意する金曜日なのです。くぅー。

yuki様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

きゃ(≧∇≦)

言葉に出さなかったツボを感じ取って下さってありがとうございます♪
そうなんですっ。本殿の土台の石積、素晴らしいですよねっ。
色、みっちみちの重ね具合、形、素晴らしくて、うっとり惚れ惚れですっ。

きゃー(≧∇≦)

狛犬さんのしっぽも誉めて下さって、ありがとうございます♪

きゃーきゃー(≧∇≦)うれしー♪

No title

1567年~永禄年間( ゚д゚)ンマッ!!
相良記事が、このあたりの年代をウロウロしてました^^

阿波で細川家というと、戦国初期くらいまで~
ってイメージあったんですが、けっこう残ってたんですね^^

ふぁさふぁさ した狛尾~トレーナー(社人?)はブラッシングが大変そう^^
ぽちぽちぽちーーー

No title

つねまるさーん、こんばんわー♪

秋葉さんは、火伏せの神様ですか。
また、ひとつ賢くなりました☆
この神社は火災もなく続いているのでしょうね!

本当に大型の狛犬さんは、いい顔しています。
作者が細川さん、蜂須賀さん、長宗我部さんらの激しい攻防を
ふまえて、このような穏やかな狛犬を創作したのかもしれませんネ。

ちいさい狛犬はちょっとうるさいのかな。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

えーん。ドツボってます。助けて~(T▽T)

室町末期の細川氏と三好氏。お互いが上下左右にぐるんぐるんしながら、1582(天正10)年に細川真之が三好長治の弟の十河存保に攻められて自刃するまで、阿波細川氏は生き残ります。

初めは、こりゃ細川真之で阿波巡りを終わろうって思ってたんですが、やはり内臓とっちらかした三好元長やら長慶と兄弟達やら、美味しい人が捨てられず。

また徳島へ戻って、ぐるんぐるんしそうです。でも後は堺とか、畿内やし。ふふふ。

時乃★栞様のご専門の時代、楽しいですね。やばいっす。

狛犬のふぁさふぁさしっぽを追いかけながら、古墳や聖徳太子をつついて右往左往するかもしれません。

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

名古屋では秋葉さんが多かったのですが、大阪に来たら愛宕さんのが多くて。久々の秋葉神社で嬉しかったです。やはり綱吉の影響なのかな。

大型犬狛犬、ぶれない穏やかさです。うふふ。
丈六寺の墓所群や、血天井の伝承は当時も存在していたでしょうから、奉納側も気を遣ったのかしら。

関西でもあちこち火災で貴重な史跡が焼失していますので、戸締まり用心火の用心ですね。

No title

おはやうございます。橘右@酒呑童子です。

写真を拝見させて戴く限りでは、石棺が無造作に境内に置いてあると言ふ感じに見えますね。あつた場所にあるはうが良いとは思ひますが、何か事情でもあるのでせうかね。

さて、秋葉神社。石垣が立派、まるで城跡のやうですね。それにしても、あの錆々は渡りたくない感満載です。

橘右近大夫様

橘右@酒呑童子様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

うふふ。

石棺は、宝物館と経蔵前に無造作に。
というのも、調査後、裏山の丈領古墳群は崩されており原状は維持されておりません。概要は下記。

《遺構概要》
歴博報56、古墳中期-古墳(箱式石棺) 
《遺物概要》
歴博報56、変形五獣鏡(銘文なし、完形18.5cm、1970年出土、丈六寺宝物館蔵)、 変形四獣鏡(銘文なし、完形12.7cm、1970年出土、丈六寺宝物館蔵) 

丈六寺宝物館は団体さんには公開するそうで。それ以外は秋の特別公開で。

秋葉神社の石積、見事ですよね~(≧∇≦)
うっとりしてきました。うふ。

さびさびの所を渡らずに行けないのかしら?と思ってぐるぐるしたんですが、見当たらず。きょーふです。
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