こんにちは。

駅周辺の道は、車一台やっと通れる幅。昔ながらの集落です。
紀勢本線は新宮から紀伊田辺は単線。国道42号と並行。
でも電車の方が海辺を走る区間があって、酒も飲めるし、ちびっと羨ましい。
昨年、ここをトワイライトが走行したので撮り鉄軍団に遭遇。何も言うまい。

いろいろ考えると心が痛みます。
さて。紀伊田辺駅から数十メートルに鎮座するのは。

木葉神社。
カーブミラーが大きい所は、対向困難な場所。ちゃんとミラーで確認しながら走りましょう。

白くてひらぺったい石(浜石)が敷かれています。

几帳面な神職様がいらっしゃるようです。好き。

合言葉かしら。ねんねこー!

そんな。狛犬様のような
くそ重い大切な方を投げるなんて。

あ、ボールね。

ほーい。

・・・。

♪しょげないでよ、ベイベー♪

なんだか罪悪感が。

お座りしましたねぇ。

行くかー!

それは認めましょう。

ねんねこ祭とは。

(クリックで拡大します)
12月の第1日曜日午前6時より始まるねんねこ祭。
情景豊かな文面が和歌山県神社庁様のHPに記載されていたので、以下引用します。
「前夜から社務所で仮泊していた斎主・神官・祭典奉仕者たちが、夜が明けると神前に参入、祝詞奏上をすませ、日の出を拝むために行列して遥拝所へ向かう。」

「天蓋を持った若者を先頭に高張竿灯・潮桶を持つ婦人、それに次いで御飯持ちが続く。」

「御飯持ちは美しく盛装した少女で、御飯や榊の葉を納めた大きな丸桶を両手で支え、介添の婦人に支えられてゆっくり進む。
斎主の振る鈴に合わせて、一鈴一歩。150m程の道程を1時間余りかけて渡行する。
行列の後部には、笛・屋台太鼓・獅子囃子が続く。」

「そのころ熊野灘に赤々と太陽が昇る。宮司を先頭に行列して来た人々は礼拝をする。宮司の祝詞は朗々と伝わってくる。
拝礼した人々は神前に帰り、神官の湯立の祓いを受け、前半の儀が終わる。」

「祭りの後半は子守神事で、拝殿で催される。
神前に供えていたゴザを取り、素朴な所作でおんぶした形をとり
『ねんねこ、ねんねこ、おろろんよ~……』
と唄いながら回し、御幣持ちや少年によって繰り返される。
このあと枕のような形のものと、乳房のような形に作った米の包を神前から受けて同じような所作を行う。」

「その後『弓取神事』が行われ、祭典を終える。次に青年たちの獅子舞が行われる。」

「このように当社の『ねんねこ祭り』は、太陽崇拝・安産祈願・子育て祈願・五穀豊穣・大漁祈願等、混然一体をなした特色ある祭りである。」(以上「」内は和歌山県神社庁HPより引用)

古くから「祢んねこの宮」といい、多くの人々に親しまれ、特に安産育児小児の難病に御霊験が厚いと伝えられている木葉神社。

お参りしましょ。

ねんねこ祭も素敵なのですが、木葉神社の凄さはこの先にあるのであったー。
つづく。
いつも応援いただきありがとうございます。旅先でぶらぶらしていた時に「ねんねこ祭」のポスターを見かけて立ち寄ってみました。狛犬くんをじーっと見つめる変な人にも、お参りに来た親子連れさんが明るい声で「おはようございます♪」と声をかけて下さり、とても気持ちよく参拝させていただくことが出来ました。きっと普段からそんなご挨拶をされているのだろうと、無愛想な我が身に恥じ入った次第。


ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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色んなお祭りがあるんですね~
ねんねこ・・・って言いながら歩くなんて、また珍しい!
一度は見てみたいです。
トワイライト、鉄マニアではないですが・・・乗ってみたかったな~もう終わりなんですよね~
こんばんは。いつも楽しい記事をありがたうございます。
ねんねこ祭り、言葉の語感とは違ひ、古式ゆかしい感じのお祭りのやうですね。一度、見学してみたいと思ひました。
ねんねこ祭り
いやー、世の中には面白いお祭りがあるものですねぇ。
大昔、NHKで 「ふるさとの伝承」 というドキュメンタリーをやっていて、各地の特徴ある祭礼や行事を見て大興奮したものだけど、まだまだ知られていない祭礼があるもんだと嬉しくなりました。
楽しかったです。
有難うございました。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
そうなんですよね。土地土地によって色々なお祭りがあって。
おひつを頭に載せている画像に釘付けでした。
トワイライト、ふっふっふ。乗りましたのよー♪
両親がブルートレイン好きで、小さい頃から九州へ行くときはいつもゴトンゴトンとゆっくり旅。
母を乗せることが出来て良かったと思います。あんなにはしゃぐとは思わなかったので、いい思い出です。
これからは、貸切列車としてツアーなどに使われたりするのかな。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
ねんねこ祭の名前からは子供のかわいいお祭りかと思ったのですが、これは神事の色が濃い古式のお祭りのようです。
私も見学したいのですが、まーー、遠いぃぃ。
和歌山県南部はお祭りの担い手が多く、氏神様の秋祭りはどこも賑やかに催されています。獅子舞が多いのも特徴らしく。
地域密着のお祭りの中で、お行儀作法や挨拶などを学んでいくことができるとは、何とも羨ましい。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
「ふるさとの伝承」、私も毎週見てましたーーーー!!
わーいわーいo(^-^o)(o^-^)o
万見仙千代様、大好き~(≧∇≦)
各地の祭礼や行事、面白かったですよねー。夢中になって見てました。
DVDになってないかなぁ。アーカイブってのにあるのかなぁ。
この番組の影響で、地域の民俗にすごく興味を持って、必ず地元の郷土資料館に立ち寄るようになりました。
ねんねこ祭り、神事の色合いが濃い古式のお祭りのようです。
後に獅子舞があるのも、和歌山県南部の特徴らしく。
心が浮き立つコメントをありがとうございました。
大事ですよね。
わたし比較的自分から挨拶する人間なんですが、そのおかげか戸隠で雨の中歩いていたら挨拶したご夫婦が車で通りかかって次の行先まで車で送ってくれたのですよ。
ありがたいですねぇ。
あ、記事の内容に触れてない。
ねんねこって言葉は見てると眠くなりますね…(ぇ
>ねんねこねんねこおろろんよー
・・・・すぅ・・・・うとうと・・・(__。)
はっ、(@@|||) なんだか和んでしまった
素敵な祭りですね^^
若人の獅子舞も気になります^^
狛ちゃの肉厚な尾が(・∀・)イイ!
ぽちぽちぽちーーーー
つねまるさん、おばんですばーい(^o^)丿
よく聞いて育った歌です!
ねんねこ、ねんねこ、おろろんよ~♪
いや、ちょっとちがうな~
はよ寝ろ 泣かんで おろろんばい
おろろん おろろん おろろんばーい♪
こっちでした~(^O^)/
串本って、なんか響きがいいですね☆
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
挨拶って大事ですよね。うん。
さかした様の挨拶が自然でお人柄を表してたのでは?昨今、知らない人を車に乗せるなんてありえませんもの。
関西ではコンビニのレジでもホテルのフロントでも飲食店でも「ありがとー」言います。よその地域で言ってびっくりされたのにこっちがびっくり。
ねんねこねんねこ~・・・書きながら数度寝落ちです。さっき起きました。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
>ねんねこねんねこおろろんよー
ほんまの節はわからないのですが、何となく歌える言葉ですよね。
どろろんどろろんでろでろば~♪・・・あれ?
若人の獅子舞、二人獅子のようです。和歌山県南部はほんとに獅子舞が多く残っていて。昨年、見に行ったんですよ、実は。
でも、台風が来る前日だったんで、お稽古風景だけ見て速攻で帰宅。
狛犬の尻尾に気付いてくれてありがとうございます(≧∇≦)
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
子守唄は地域によって色々なものがありますね。いいなぁ、piglet01様。
うちはふつーに、ねーんねんころーりよーおこーろーりーよー♪でしたので、特に話もひろがらなくて、子守唄の話を入れるのを断念。
どろろんどろろんでろでろば~♪
さっきから頭のなかを流れるんですが、これ、何だったかなぁ。帽子が顔のホウキに乗った子のアニメだったんですけど。
歌は
どろろんえん魔くんですねー。
おおお、そうだー!ありがとうございます(≧∇≦)
こんにちは。
2~3日ここへ来れて無かったので、まとめて見せていただきました。
トワイライト、一度乗ってみたかったです。
紀勢本線は海が見えるところがあっていいですよね。
南海本線も和歌山寄りは海が見えて、大好きなんですよね。
凄く揺れますけどね(笑)
関西って神社仏閣巡りしていて思いますけど、
地域の皆さん、挨拶してくださりますよね。
やっぱり、挨拶すると、気持よくお詣り出来ますよね(*‘ω‘ *)
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
名古屋にいた頃、夜行列車でコトコトと熊野に来たことがありまして。
夜明け前に到着し親子で路頭に迷いました。
その時にぐるーっ(ぐるぐる?)と紀勢本線で大阪まで出まして。
ずーっと海を眺めていたのでとても懐かしいです。
そして、南海本線には数度しか乗ったことがなく。
そうですか、すごく揺れるんですね。なぜかしら。どきどき。
関西は皆様と気持ちよくご挨拶させていただけて、気持ちいいですよね。
これをよそでやると、ぎょっとされるという・・・(T_T)
怪しい人じゃありませんよーって心で繰り返しつつお参りするのって、結構苦痛でございます(ノ_<。)
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大変な中、ご丁寧にありがとうございます。
つい熱くなってしまって、大変失礼致しました。
これからも地域の民俗風習を追いかけていきたいです。
お互いゆっくりゆっくり行きましょね。