こんにちは。

あひゃっと笑顔の阿ちゃんと。

くまちゃんではないと言う吽ちゃん。

本州最南端の潮岬。

ここは潮岬本之宮神社。通称「元の宮」。
境内からは弥生式土器なども出土。近くには笠島遺跡。
えーっと、お参りするとこはどこかしら。

あらまぁ、ご親切に。

拝殿と柏槙(ビャクシン)。樹の周囲は7.6m。樹齢1200年。

柏槙(ビャクシン)の巨木。
お熱が出たらこの木の空洞に首を突っ込むと熱が下がるとか、歯が痛い時、この木の皮を剥いてロに含むと痛みが止まるとか。
病気に効くとの言い伝えがある不思議な樹。
「奇しき樹」「霊し樹」→「霊木の下(くしきのもと)」→串本、となったとも。

【祭神】
(主祭神)底筒男命 中筒男命 表筒男命
(配祀神)事代主命 神功皇后 武内大臣
イザナギが死の国の穢を祓うため、筑紫日向の橘の小門の阿波岐腹で禊をした時。

水底でちゃぽちゃぽしたら底筒之男命、中程でちゃぽちゃぽしたら中筒之男命、水の上でちゃぽちゃぽしたら上筒之男命が生まれました。
『古事記』では、底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命の三柱の神は、墨江三前大神と呼ばれます。 墨江とは住之江、住吉の事。
『日本書紀』には、住吉大神とあり、住吉の神として祀られています。

本殿。
『延喜式』に記される牟婁郡内の海神三神を祀る古社。
古代より海上交通の守護神として崇敬されておりました。
社伝に曰く。
「神功皇后三韓を伐ちて御凱神の帰途、都で忍熊王の謀反をおこしていると知り、皇后は武内大臣に皇子(応神天皇)を守護し紀伊に趣かしたが、南海に漂うた末に当地の旧名大水門浦に着かれ、そのときに当地に住吉三神の大神を祀られ海神社御本之宮と称した」(和歌山県神社庁HPより)
江戸時代は海神社とか本ノ宮といわれ、大島・出雲・串本3ヵ村の氏神として崇敬されましたが、明治初年の神仏分離の頃、社名を現在の潮崎本之宮神社と定めたといいます。

うわー。

四角い。

かくかくしてます。

うーむ。四角い石材の隅々まで使いきっているような。

はてー?

うーむ。歯?

静かだねー。不思議な頭ねー。

んまっ。失礼なっ。

拝殿でお参りしたいんですが、変な声が聞こえます。

あめ玉くわえた狛ちゃん~♪

かわいい子です。

むい~?

歯の検査でしょうか。

吽ちゃんは、頭に何かのせてます。角の名残かしら。
さぁて。帰ろっと。

最初に入れたでしょっ。

古木が多いお社です。

こちらのお社の雰囲気、いいなー。

でかい樹だねぇ。

また来るね~♪
いつも応援いただきありがとうございます。串本の町から潮岬へ向かうと、まるで本州と島とを結ぶ橋のような細い陸地があります。その中程に潮岬本之宮神社は鎮座しています。太古より海と関わりのある神を祀り、現在も地元の方々に大切にされているお社です。


ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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こんばんは。
♪ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ巡航船♪
思わず歌っちゃいました(笑)
潮岬といえば、台風の時に必ず連呼される潮岬ですよね。
『笑顔の阿ちゃん』 可愛いねぇ。
串本の地名の謂れ、柏槙から来ているんですか。
神域という感じの神社
神社って、どこも本当に神様が坐す感じが伝わってきて好きなんですよ。
写真を拝見していても、清々しさが伝わってきます。
こんばんは。お邪魔します。
四角い狛犬ちゃま、初めて拝見しました!
上から拝見のおつむがなんともキュートでございますね(*^^*)
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
>♪ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ巡航船♪
>思わず歌っちゃいました(笑)
おおお。そんな歌があるのですね(^^)
歌の通り、向かいは大島、でした。昨年、とりつかれたように和歌山県南部に通ったのですが、また行きたくなっております。
潮岬、台風の時に連呼される潮岬です。
お馬鹿な私は巨大台風の前々日に串本へ行っておりました。
旅先でぽけーっとするのが好きなのですが、さすがに口の中までしょっぱくなったので、早々に退散。
このお社が白河法皇の時代には既に存在し、法皇が感激した巨木が柏槙。なにぶん台風の通り道なので、お手入れを繰り返し、支えの材木で前が見えないほどです。
くまちゃんみたいな狛犬の奥には、とても清々しい空間がありました。
巨大な木々の持つ浄化作用というか、緑豊かなお社は気持ちがいいものですね。
帰りにもう一度くまちゃんに笑顔にしてもらいました。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
かっ○と呼ばれなくてセーフでございますf(^_^)
和歌山県南部は個性豊かな狛犬くんの宝庫。ぬいぐるみの次は四角いお子達で、得した気分です。
熊野三社のような有名神社ではなくても、お参りに伺うと思わぬ出会いがあるもので。だから神社巡りはやめられませんねー。うふふ。
四角いフォルムが不思議^^
どうやってキッチキッチにしたのかな~
なんか、こう・・・蒲鉾とか羊羹とか食べ物しか連想できない自分がいる(爆
頭の上に皿・・・河童?狛^^
なんか、ここも『たのしーなー♪』です(*´pq`)プププ
ぽちぽちぽちーーー
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
多分、四角い石材をこつこつと刻んでいくんじゃなかろか?っと思って。
自分が図工の時間に彫刻をしたとき、出来るだけ彫るのを少なくしようとして、オスワリした熊を作ったら、四角いのが出来たもので。おほほ。無論、お残りさせられましたわ。ちっ。
煮物の面取りは、省略する方です。もったいない。
か、かっぱじゃなーーいΣ(ノд<)
つねまるさん、こんばんわぁーじゃがぁ~
ここの狛犬さんは愛嬌があってかわいいですねー。
それに祖先はカッパ系なのですね!
お賽銭箱を護りながら、いーしている子の歯をタワシで
洗ってあげたいです♪
歯痛に効くという柏槙の皮のおみやげはないですか。
こんにちはだがね。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
参道狛犬くんのぬいぐるみのようなかわいさにへれへれになっていたら、まだまだ愛嬌のある子達がいましたー。
かっぱ~じゃなーーいΣ(ノд<)
私もこんな風に堂々と歯を剥き出せるようにお手入れしなくちゃです。
お社一体型の賽銭箱、ちびちゃんは必死に護っていますね。
たわしはよして。
歯痛は、歯医者さんへ行きましょう。
柏槙の葉っぱはpigletちゃんにお土産にしなくちゃいけませんね。
よっしゃ。今年も行くかー!!
広葉樹の巨木には、霊が篭っていると感じますね。 針葉樹よりも広葉樹がイイ。 趣味の木工では、広葉樹は値段が高くてなかなか手が出ません。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
長生きの巨木が喋ることができたら楽しいのになーっといつも思います。
こちらのお社は、巨木が立ち並び、ずーっと滞在したくなるような空気でしたよ。
針葉樹より広葉樹の方がお高いのですか。存じませんでした。なるほど。勉強になります。ありがとうございました(^^)