皆瀬神社。高野山の後は龍神温泉。神社合祀し過ぎだよ。

こんにちは。


高野山。奥の院のご紹介はまた追々。


高野山から


高野龍神スカイラインを走り


オトメな名前の滝で


滝の水と戯れ


やって来ましたのは、和歌山県龍神村龍神。


つり橋に、れっつとらい。


神頼みより、ここは現実に重要な皆様にお願いして。


訳のわからん強がりを呟きつつ。


渡れましたともっ。失礼なっ。


ソフトクリームのてっぺんみたいな尻尾の狛犬くん。口が悪い。


皆瀬(かいぜ)神社。


【創祀】
1458(長禄2)年、この龍神地域の豪族、龍神正直(龍神氏10代)が勧請。
文明年間(1469—1486)正直の世継に当る龍神正氏(龍神氏11代)により社殿が造営されました。

ところで。龍神正信(龍神氏12代)またの名を皆瀬弾正。

弾正36歳。盆踊りの夜に。

小又川森に別宅を構えて、本宅と別宅を悠然と行き来していたのを高慢と見た村の若者たちに襲撃され、大乱闘の末に自害に追い込まれてしまいました。

なんとまあ。


厳かな春日造りの神殿です。

【祭神】

(主祭神)八幡大明神 

(配祀神)
天児屋根命 品陀和気命 中筒男命 源頼宜公 大棉津見命 宇賀魂神 大己貴命 市杵嶋姫命 大名持神 須佐男命 丹生津比売命 三筒男命 天香々背男命 伊邪那岐命 菅原道眞公 大地主神 不詳2座


ものすごくぎゅうぎゅう。

なぜなら。

神社合祀令に基き次の神社が合祀されたのです。(以下和歌山県神社庁HP様より引用)

八幡神社〈村社 殿垣内 品陀別命 治承年間(1177—1181)龍神大和守和勧請〉

青田神社〈無格社 天児屋根命・中筒男命 正応5(1292)年青田戸野丈ヱ門藤勧請〉

南龍神社(無格社 湯本 源頼宜公)

海神社〈無格社 湯本 大綿津見神 弘仁年間(810—814)空海当地に来りし時、龍陀王の出現せるをもって祀ると言う〉

大国主神社(無格社 大己貴命)
嚴島神社〈無格社 湯本 市杵島姫命 安永7(1778)年勧請〉
若宮神社(無格社 湯本 祭神不詳〉
住吉神社〈無格社 野々垣内 三筒男命 永仁年間(1293—1297)青田源左ヱ門藤勧請〉
八幡神社〈無格社 滝ノ上 品陀別命 長禄2(1458)年龍神刑部大夫源正直勧請〉
稲荷神社〈無格社 湯本 宇賀魂神 寛政12(1800)年勧請〉
稲荷神社(無格社 野々垣内 宇賀魂神)
新谷神社(無格社 小森 祭神不詳)
河内神社〈村社 小又川 天児屋根命 勧請不詳 天文7(1538)年に皆瀬彈正政信再建〉
金刀比羅神社〈無格社 久志 大名持神・須佐男命〉
八幡神社〈無格社 大江 品陀別命 天文7(1538)年に皆瀬彈正政信勧請〉
佐卉神社〈無格社 崎 丹生津比売命・品陀別命 正保2(1645)年勧請〉
大地主神社〈無格社 崎 大地主神 正保2(1645)年勧請〉
田野々神社(無格社 丹生津比売命)
原神社(無格社 三筒男命)
龍神社(無格社 丹生津比売命)
星神社(無格社 上湯又 天香々背男命)
星神社(村社 三ツ又 天香々背男命)
八幡神社(無格社 三ツ又 品陀別命)
廣原神社〈無格社 八幡尾 品陀別命 應永18(1411)年湯川竹松丸勧請〉
丹生神社(無格社 板鶴 丹生津比売命)
八幡神社(無格社 初鹿野 品陀別命)
嚴島神社(無格社 寺野 市杵島姫命)
丹生神社(無格社 寺野崎 丹生津比売命)
丹生神社(無格社 皿田 丹生津比売命)
多賀神社(無格社 栂尾 伊佐那岐命)
天満宮 (無格社 大熊 菅原道眞公)
住吉神社(無格社 小畠 三筒男命)
八幡神社(無格社 仮屋 品陀別命)
神前神社(無格社 四ノ谷 品陀別命)
八阪神社(無格社 久志 須佐男命)
八幡神社(無格社 原ノ谷 品陀別命)
稲荷神社(無格社 久志 宇賀魂命)

以上37社、18祭神。
1924(大正13)年、社殿の大改築。(引用終わり)

この時の大改築では、高野山宮大工棟梁を招き、大工、石工、屋根職人など21名が技を競い、龍神村特産の檜の銘木を用いて完成させました。



1906(明治39)年の勅令によって神社合祀政策は進められます。

全国で1914年までに約20万社あった神社のうち、7万社が取り壊されました。
特に合祀政策が甚だしかったのは三重県。県下全神社のおよそ9割が廃されることとなります。
和歌山県や愛媛県も三重県同様に神社合祀が多く進められました。


龍神温泉は美人の湯♪

島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とで「三美人の湯」。
おおお、美人になれるかなー!?


んまっ。失礼なっ。


これから行くのよ。ふふふ。


え?


夜中に温泉三昧の狛犬ですか?それはもはや、妖怪では。


は、はいっ。かしこまりましたっ。


皆瀬神社
《住所》和歌山県田辺市龍神村龍神1346番地

参考サイト
和歌山県神社庁HP


いつも応援いただきありがとうございます。神社合祀が多すぎるような皆瀬神社。かつて近隣にこれだけの数のお社があったというのに驚きました。強引な神社合祀政策に従ったものの、こんな立派な社殿を建ててみせた龍神村の氏子の方々のプライドに敬服です。
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ


ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

シェアハウス…w

こんにちはー。
やぁ、ほんときゅうきゅうですね。
神様達、立って寝てるんじゃないだろか(;∀;)

龍神という苗字がすごくカッコよくていいですねぇ。

No title

吊り橋・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
実は・・・高所恐怖症デス・・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

特に吊り橋みたいに隙間から下の景色が見えるのが、一番怖い・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

あぁん、尻尾ソフト~~先っちょ、つまみたい!!
チャレンジに敬意を表してポチポチポチ~~

さかした様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>やぁ、ほんときゅうきゅうですね。
>神様達、立って寝てるんじゃないだろか(;∀;)

こんなにもいっぱい同居されてると、毎日が合宿でしょねー。
通勤電車みたいに立ったまま寝てるかもですね。


>龍神という苗字がすごくカッコよくていいですねぇ。

そうそう、いいですよねぇ。
龍神さん。今も続いておられます。いいなあ、カッコいいお名前。

あ。丹後半島、カニカニ解禁ですぜ。

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>吊り橋・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
>実は・・・高所恐怖症デス・・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

高くないですよ、飛行機に比べたら地べたを這うようなもんですわよ。

私、ジャングルジムの高さが一番怖いです。
落ちたら絶対に痛い、とわかる微妙な高さで。


>特に吊り橋みたいに隙間から下の景色が見えるのが、一番怖い・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

おほほほほほほ。
大丈夫!水しか見えないから、大丈夫!

立ち止まると揺れがわかるので、一気にずざーっと行きましたの。
あと1mほどのとこで撮影したんですが、死ぬほど揺れてましたー。あはー。

・・・怖かったよぉぉぉぉ(T_T)


>あぁん、尻尾ソフト~~先っちょ、つまみたい!!

むにゅ、っと、してやってー。


>チャレンジに敬意を表してポチポチポチ~~

ありがとうございますっ。頑張ってきました!

No title

おばんばーい♪

あのね~、神社合祀令のシェアハウスはちょっといじめっぽくないですか。

神々は忍ですね。
いや、すこし怒っている気もします・・・❛︵❛

こうやくん、いいな~
小銭ためて行くから、まっててね(・ω・)ノ

piglet01様

おばんばーい(*^O^*)

いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
サーバー側の不具合でしょうねぇ。管理画面が開かなくて遅くなりました。


>あのね~、神社合祀令のシェアハウスはちょっといじめっぽくないですか。

いじめです。勝てば官軍の人達がいじめました。ぷう。


>神々は忍ですね。
>いや、すこし怒っている気もします・・・❛︵❛

でもこちらの神社は氏子の方々の熱意でお社が大改築されて、今も手厚くお手入れされていますので、地元には優しい神様方かなぁと思います。

とっても清々しいところでした。


>こうやくん、いいな~
>小銭ためて行くから、まっててね(・ω・)ノ

ぜひ、大銭をご持参いただいて。
こうやくんが、踊ってくれるかもしれません。あっひょい。
宿坊にお泊まり、面白いですよー。

No title

私も吊橋苦手です。高所恐怖症で信用できないー。吊橋を渡った後はしばらく頭も体も揺れています。

こうやくんって全国規模のキャラクターだったんですね。青森の高野山にまったく同じのがありました。

yuki様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ございません。

つり橋、補助ワイヤーのおかげで、ここのはあまり揺れませんでした。距離も短いし、つったったーっと小走りに歩いたら、楽しかったてすよぉー。


>こうやくんって全国規模のキャラクターだったんですね。青森の高野山にまったく同じのがありました。

おお、おおおおお!?

来年のイベント用の新生児だとばかり思ってましたー!
青森にもいるんですね。
なんだか青森が近くなった感じで嬉しいです。

yuki様のブログの神社の狛犬ちゃんずや、社殿、しめ縄などが初見のものばかりでとても楽しく羨ましく拝見しております。

またお邪魔させてくださいませー。
プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

◎画像の著作権は放棄しておりません。
◎画像と記事の無断使用厳禁!!
◎丸パクリには断固抗議する!!

◎リンク戴く際はご一報下さい。御礼させて戴きたく。
◎一言でもコメント戴ければすごーく嬉しいです。

尚、メールでのお返事は致しませんので、コメント欄をご利用ください。

宜しくお願いいたします。

参加してます♪
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
最新記事
カテゴリ
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
ブログ村さんに参加中
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ご来場御礼