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アゴアシ狛犬ず。御浜町の八幡神社。

こんにちは。

高野山奥の院の墓所巡りが続きましたので。

閑話休題。




三重県御浜町の八幡(やはた)神社。


すぐ横には市木川が流れています。

参道は右に折れて。


この八幡神社の創立年代は詳しくは不明。

古来より市木川中流域に鎮座し、元々源氏の落人向井氏一族が奉祀する社であったのが、1617(元和3)年に氏子の要望により市木村の産土神となったといいます(『南紀神社録』)。


【祭神】譽田別命、神功皇后、面足命、仁徳天皇、稲倉魂命、天照皇大神

江戸時代には中森八幡宮と称し、明治期に八幡神社と改称。


1907(明治40)年11月18日に官許を得て

1・境内社の西宮(神功皇后)
2・上市木字森首の上森神社(面足命)
3・同長通の下森神社(仁徳天皇)
4・同岡地の中山神社(稲倉魂命)
  ※1858(安政5)年、京都の伏見稲荷大社から勧請
5・同上地の上ノ神社(天照皇大神)

以上五社を当社に合祀しました。(神社合祀政策)


兼六園の名物に似てますねぇ。


神社合祀政策とは、勅令により推進された政策。
複数の神社を合祀するか境内社として遷座させ、神社の数を削減させるもの。

全国で1906(明治39)年から1914(大正3)年までに約20万社あった神社の7万社が取り壊されます。




さぁて。帰ろう。


がおー?

おや。徽軫灯籠(ことじとうろう)と思ったのは、狛犬くんのようで・・・ででで。


きゃー!


いやー!なにこの子ー!


狛犬の心はガラス細工。


後ろ姿はぽってりしてかわいいなー。


かわいいかも。


こちらも顔からなんか生えてる。




尾っぽは顔から生えないのか?

三重県では、神社合祀政策にノリノリで、県下全神社のおよそ9割が廃されました。

ここ八幡神社は他の神社から神様をお迎えした側なので、神社は廃れることなく生き延びました。




これからも穏やかに過ごせるといいね。


嘘偽りは申しませんことよ。


いつも応援いただきありがとうございます。なんだこりゃ、と言いたくなる狛犬くん達。通り道にあったので立ち寄った神社で、愉快な二人に会えました。初見は、ちょいと不気味な感じがしたけれど、ジーっと見ていると、あら?かわいいなーっと思える不思議なお子達です。
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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非公開コメント

No title

こんばんは。いつもお世話になっております。
アワヮヮヮ~片方のお手手が足のようなおひげのような・・で、またなんとも・・愛おしいお顔で。
こちらの狛犬さん 取り壊し免れたのでしょうか?であれば よくぞ残って下さった!
後姿もむちゃ愛おしいですね・・・

No title

こんにちは。

こんな狛犬くん、はじめて見ましたよ。
お顔の下からあんよとは~
不思議ですね。
後姿&
ほっぺが大きなえくぼに見え
かわいいです。

No title

神社合祀政策、そんなのがあったんですね・・・それより前はもっとたくさん神社もあったのかな、無くなってしまうのは寂しいですね。
それにしても狛犬ちゃん、変わった事に・・・何が顔からビローンと生えてたのかな?

おきまちあき様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

チェスの駒みたいでしょー?
うぅわ、なんじゃこれー!っと。


>アワヮヮヮ~片方のお手手が足のようなおひげのような・・で、またなんとも・・愛おしいお顔で。

愛おしいお顔、なんて、嬉しいな。
美人は三日で飽きるけど・・・ってやつかしら。見てるとじわじわきますよねー。


>こちらの狛犬さん 取り壊し免れたのでしょうか?であれば よくぞ残って下さった!

そうですね。現存するお社は生き残ったものでしょうし。
隅々まで掃き清められた気持ちのいいお社でした。
地域の方々に大切にされてるのだと思います。


>後姿もむちゃ愛おしいですね・・・

スリーサイズは聞かないでやってください。うふふ。

ゆず様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>こんな狛犬くん、はじめて見ましたよ。
>お顔の下からあんよとは~
>不思議ですね。

思わず、どないしてん!?って叫びそうになるわんこですよねー。
石工さんの創意工夫の賜物です。不思議ちゃんわんわんです。

九州の狛犬くんも、多種多彩なご様子。
うわぁお、な、お子達を探しに週末にうっかりとフェリーに乗ってしまいそうです。


>後姿&ほっぺが大きなえくぼに見え
>かわいいです。

言われてみれば、ぴっかちう、みたいですねー。
ぶさかわいい、ってこの子達みたいなのを言うのかしら。うふ。

にゃんこ様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

>神社合祀政策、そんなのがあったんですね・・・それより前はもっとたくさん神社もあったのかな、無くなってしまうのは寂しいですね。

地方の自治は神社を中心に行なわれるべきだと「一町村一神社」の基準を行政に利用する地方自治体政策があったようです。

でも、神社合祀政策がゆるんだ後世に再び分祀することもあります。

昨今の市町村合併で生じる様々な問題点と同様に、生活する集落と行政区画が一致するとは限らず、氏神様が遠くなって参詣しなくなったり、氏子が分割されてしまったりして、神社が廃れるはめになった矛盾が生じたためで。

しかし、合祀時に旧社を破壊していなければスムーズなんですが、大抵は社領を分配してしまっていたりで難航することも。

合祀数が少ない京都ではあまり聞かないことですね。
自然信仰の神社が数多くあった三重県・和歌山県・愛媛県は特に顕著のようです。
極論を言えば、八百万の神のおうちが47都道府県の数と皇室系神社数件だけになるとこだったかも。

でも、過疎化の地区は神社の維持が困難になり荒廃したお社も多いので、一概に神社合祀政策を咎めることもし難い状況ですねー。


>それにしても狛犬ちゃん、変わった事に・・・何が顔からビローンと生えてたのかな?

ねー。えらいことになっとります。
ビローンっと、いろんなもんが生えてるお子ちゃんです。
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Author:つねまる
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古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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