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厩戸皇子異母弟まろこの鬼退治。賊を倒して神となる。

こんにちは。


おちりを立てた狛犬くんのいる、竹野(たかの)神社及び斎宮(いつきのみや)神社。


 竹野神社は『延喜式』の神名帳に竹野郡「竹野神社大」と記され、竹野郡中唯一の大社の社格を誇っています。


お参りしましょ。


真ん中に侍る拝殿。


共に1830(文政13年)再建の「一間社流造」の社殿。


「一間」は、柱の間がひとつ。
 ※竹野神社本殿の奥行きは柱の間がふたつなので「二間」。建築形態を称する時は主に間口(横幅)を数えます。

「流造」は、前後の長さが非対照のお屋根。寺社建築で多い造りです。


竹野(たかの)神社本殿。

【祭神】天照大神。

竹野神社は、第9代開化天皇に嫁いだ丹波国大県主由碁理(ゆごり)の娘「竹野媛」が晩年郷里に帰って「天照皇大神」を祀った由緒をもちます。(「古事記」「日本書紀」)

従って、天皇家との縁を意味する「菊の御紋(菊花紋)」と皇室専用の家紋「桐花紋」が彫られています。

こけー、は、違うよー。


扉があるみたいです。探検したいなー。


境内摂社・斎宮(いつきのみや)神社本殿。

【祭神】日子坐王命(ひこますきみのみこと)・建豊波豆羅和気命(たけとよはつらわけのみこと)・竹野媛命。

室町時代には武将の保護厚く、江戸時代も宮津・出石藩主並びに久美浜代官等の崇信を受けていました。

また、漁業者の信仰も厚く「丹後の明神」「いつきさん」として信仰されており、隠岐国からは馬が奉納されています。


こちらには、厩戸皇子の異母弟の麻呂子も祀られています。


父・用明天皇の命令により、丹後国加佐郡の三上の岳の鬼退治をした麻呂子伝説。

厩戸皇子つまり聖徳太子、の弟くんは、勇猛だったのですねぇ。


この鬼退治伝説の中身は全国共通の、中央に対抗する者の討伐。

「推古天皇の御宇、加佐郡三上の岳に鱏古、軽足、土車という三人のもの多く凶徒を集め人民を害す。於是(ここにおいて)、天皇麻呂子皇子に命じて是を征伐せしむ。其の弟塩干、松枝の二皇子と同じく三上ヶ岳に向かう、三上ヶ岳の凶徒遁れて竹野郡に走る、麻呂子皇子これを遂ふて遂に尽く殺す。蓋海賊なり。俗に鬼と称す。国人これが為に窘らるる年久し。よって麻呂子親王を北狄守護神と崇め奉る。今斎大明神という。」(「斎宮神社社伝」より)


この麻呂子の鬼賊退治と丹後七仏薬師の伝承は「等楽寺縁起」「斎明神縁起」として絵巻に描かれ、竹野神社に伝わり、 京都府登録文化財となっています。


狛犬くん、こんなとこに。

狛犬くん(獅子頭)のいるところは、「繋紅梁(つなぎごうりょう)」の端。曲線の梁の部分。
象さんのいるところは、「向拝頭貫」の端。正面頭上を真横に通る木材。


右。阿。


うふふ。


左。吽。歯の検査。


【祭神】櫛磐間戸命 (くしいわまどのみこと)


伊豆神社(向かって左)
【祭神】天児屋根命 (あめのこやねのみこと・社司桜井氏の祖)

稲荷神社(向かって右)
【祭神】宇賀能魂命 (うかのみたまのみこと)


すぐ隣に丹後三大古墳の一つ「神明山古墳」があることから、古代の近畿地方で相当な力を持っていたことが推測できます。


この付近は昔は浅い入江や湖が広がっていました。


参道は湖沿いだったのでしょうかねぇ。


狛犬わんこ、お待たせー。


重量オーバーだけど、れっつドライブ。

いつも応援いただきありがとうございます。竹野神社の簡素な造りと斎宮神社の華麗な装飾の対比が面白いです。巨大な蜘蛛の巣に引っ掛かり、かなりあたふたしました。人を弾き返すほどの蜘蛛の巣って・・・土蜘蛛か!?
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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No title

丹後国といったら、細川幽斎さんだよねー
その息子・忠興さんは肥後まできちゃったですばい。

濃いね、濃いです。
狛犬さんも社の彫刻も・・・。

末社は台風がくるとかなりやばい気もしますが・・・。
大丈夫なのかな。

ん、後ろから声がした。
補強にしていたクモ糸を切ったのはだれじゃと!

見なかったふりをしておきます^^


深夜なんで脳みそハイです

狛犬の「あそぼ」攻撃に撃墜です'`ァ'`ァ'`ァ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`
肉球がぷりちー'`ァ'`ァ'`ァ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`

「冬になったら北海道へおいで~雪だるま作ろう~(*´○`)o¶~~♪」

ところで聖徳太子の弟って豪傑だったんですね~(@@)
某漫画の方の弟キャラって、脳筋っぽい扱いだったような?(-ω-;)ウーン
(誰かと記憶が混ざってる可能性大・爆)

ぽちぽち・ちゃぷちゃぷランラン♪ランキングぅ~

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。ぴょんぴょんちゃんにお呼ばれして幸せです。じいーっと。

>丹後国といったら、細川幽斎さんだよねー
>その息子・忠興さんは肥後まできちゃったですばい。

幽斎おじさま、お気に入りですのー。文武両道な腹黒で、でも孫には微妙にアマアマちゃんな感じが。忠興さんは、清正くんに気を遣ってましたねー!だモン。
ご一行様は塵ひとつ残さずにお引っ越しされ、城跡は閑散。
古今伝授の間も、建物ごと持参だモン。さすが細川さんちだモン。金持ちほどケチー。


>末社は台風がくるとかなりやばい気もしますが・・・。
>大丈夫なのかな。

自分とお社とどっちが傾いてるのか悩みます。
そよ風でもヤバめです。じわじわーっと傾斜がさらに進みそうです。


>ん、後ろから声がした。
>補強にしていたクモ糸を切ったのはだれじゃと!

>見なかったふりをしておきます^^

きゃ。内緒ー!ものっすごーい頑丈な蜘蛛の巣だったので弾かれたけど、防災センターで警報器が発報した感じがしまーす!

時乃★栞様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。私も夜更かししたんで、脳ミソ破壊のままお返事させていただきましたー。


>「冬になったら北海道へおいで~雪だるま作ろう~(*´○`)o¶~~♪」

北海道ならフェリーがあるから、行けるぅー!付き添いの私は温泉に、わんこは雪だるまでお遊びに。わっほわっほ。


>ところで聖徳太子の弟って豪傑だったんですね~(@@)
>某漫画の方の弟キャラって、脳筋っぽい扱いだったような?(-ω-;)ウーン

聖徳太子の弟のまろこ氏、お恥ずかしいことに丹波巡りをしてから知りましたの。
厩戸皇子といったら、私の世代は「日出処の皇子」by山岸涼子さんですの。バイブルです。なので、弟キャラ、来目皇子しか覚えてなくて。

冬の北海道に、限りなく憧れが。一度見てみたいなー。すごいんだろうなー、雪景色とか雪景色とか雪景色。雪道を高速で走るという地元の人の車に乗ってみたいです。
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