異常巻きアンモナイトは淡路島で。ぐるんぐるんです。
こんにちは。
あちーですねぇ。皆様、お元気ですか?
大阪は、最低気温が下がらないので、暑さが身に染みます。
さて、淡路島。慶野松原から海沿いに南下して。ちょっとローカル色豊かな道を走ります。普通車なら大丈夫。
淡路島の北端から鳴門海峡大橋に行くには、西海岸線コースが交通量も少なくて、早いです。(高速除外)
「緑の道しるべ 阿那賀公園」で、休憩しましょ。

こらー。

鳴門海峡大橋を遠くに見ることができます。
東屋もあるので、お茶タイムの絶好の場所。
景色はいいし、人は少ないしー

こげなもの?これは、知る人ぞ知る、アンモナイトですよ。
淡路島南部の南あわじ市周辺には、和泉層群という中生代後期の白亜紀(1億3500万年~6500万年前)の最後期に当たる地層が分布。

和泉層群は中央構造線の北側に沿って、西は愛媛県松山市から東は大阪府和泉市、岸和田市まで約300キロメートルにも及ぶ地層群です。
この地層にはアンモナイトやウニの化石や生物の生痕化石(サンドパイプなど)が多く産出することで有名で、昔から多くの研究がされています。
淡路島では、特に世界中にここにしか存在しない珍しいアンモナイトも見つかっています。
【アンモナイト】

標準的な姿はこれですね。
殻は、同一平面に螺旋に巻いた渦巻状。断面にすると殻の中は、隔壁により区切られて個室になってます。これを、気房といい、空気を入れて浮きの役目をしたと考えられています。
かたつむりと違うんですねぇー。

体は軟体のため化石に残りにくく、未だ研究中です。
中生代も後期の白亜紀に入ると、「異常巻き」と呼ばれる奇妙な形の種が数多く見られるようになってきます。

これが、淡路島で数多く採集されるアンモナイトの「異常巻き」。
カタツムリの巻き巻きが立体的になり、さらに最後の巻きが、S字形になってます。

ここで採集できるのが、ディディモセラス・アワジエンゼ。
ディディモセラス・アワジエンゼと、プラビトセラス・プラビエンゼが、淡路島異常巻きアンモナイトの二大巨頭。
この異常巻きアンモナイトの化石を求めて化石採集の方々が多く訪れるここ。知る人ぞ知る場所なのです。
通称「ディディモ海岸」♪♪

聞くな。
このマニアックな異常巻きアンモナイトを、公園のモニュメントにしたお役場の人はすごいなー。
アンモナイトの画像はこちら。ディディモセラス・アワジエンゼが、ここらで採集された異常巻きアンモナイトです→→→→→
国立科学博物館「川下コレクションの世界」

でしょうねー。

道路工事の際には多数出土しましたが、現在では採集し尽くされ、また護岸工事などで露頭が少なくなり採集はかなり困難になってきています。

だね。
☆大体の場所なので、緯度経度は事前に地図でご確認くださいませ。
参考文献
阿那賀公園現地看板
国立科学博物館HP「川下コレクションの世界」
いつも応援いただきありがとうございます。異常巻きアンモナイトの実物は、淡路島でなら、洲本市立淡路文化資料館で見ることができます。面白いですよー。



ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
あちーですねぇ。皆様、お元気ですか?
大阪は、最低気温が下がらないので、暑さが身に染みます。
さて、淡路島。慶野松原から海沿いに南下して。ちょっとローカル色豊かな道を走ります。普通車なら大丈夫。
淡路島の北端から鳴門海峡大橋に行くには、西海岸線コースが交通量も少なくて、早いです。(高速除外)
「緑の道しるべ 阿那賀公園」で、休憩しましょ。

こらー。

鳴門海峡大橋を遠くに見ることができます。
東屋もあるので、お茶タイムの絶好の場所。
景色はいいし、人は少ないしー

こげなもの?これは、知る人ぞ知る、アンモナイトですよ。
淡路島南部の南あわじ市周辺には、和泉層群という中生代後期の白亜紀(1億3500万年~6500万年前)の最後期に当たる地層が分布。

和泉層群は中央構造線の北側に沿って、西は愛媛県松山市から東は大阪府和泉市、岸和田市まで約300キロメートルにも及ぶ地層群です。
この地層にはアンモナイトやウニの化石や生物の生痕化石(サンドパイプなど)が多く産出することで有名で、昔から多くの研究がされています。
淡路島では、特に世界中にここにしか存在しない珍しいアンモナイトも見つかっています。
【アンモナイト】

標準的な姿はこれですね。
殻は、同一平面に螺旋に巻いた渦巻状。断面にすると殻の中は、隔壁により区切られて個室になってます。これを、気房といい、空気を入れて浮きの役目をしたと考えられています。
かたつむりと違うんですねぇー。

体は軟体のため化石に残りにくく、未だ研究中です。
中生代も後期の白亜紀に入ると、「異常巻き」と呼ばれる奇妙な形の種が数多く見られるようになってきます。

これが、淡路島で数多く採集されるアンモナイトの「異常巻き」。
カタツムリの巻き巻きが立体的になり、さらに最後の巻きが、S字形になってます。

ここで採集できるのが、ディディモセラス・アワジエンゼ。
ディディモセラス・アワジエンゼと、プラビトセラス・プラビエンゼが、淡路島異常巻きアンモナイトの二大巨頭。
この異常巻きアンモナイトの化石を求めて化石採集の方々が多く訪れるここ。知る人ぞ知る場所なのです。
通称「ディディモ海岸」♪♪

聞くな。
このマニアックな異常巻きアンモナイトを、公園のモニュメントにしたお役場の人はすごいなー。
アンモナイトの画像はこちら。ディディモセラス・アワジエンゼが、ここらで採集された異常巻きアンモナイトです→→→→→
国立科学博物館「川下コレクションの世界」

でしょうねー。

道路工事の際には多数出土しましたが、現在では採集し尽くされ、また護岸工事などで露頭が少なくなり採集はかなり困難になってきています。

だね。
☆大体の場所なので、緯度経度は事前に地図でご確認くださいませ。
参考文献
阿那賀公園現地看板
国立科学博物館HP「川下コレクションの世界」
いつも応援いただきありがとうございます。異常巻きアンモナイトの実物は、淡路島でなら、洲本市立淡路文化資料館で見ることができます。面白いですよー。



ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
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