熊野本宮大社と大斎原。能「巻絹」と共に
こんにちは。
素泊まりの強み、朝寝朝風呂(×朝酒)を堪能して、

お宿前のダム湖から、あっち方向へ走ります。
目指すは

熊野本宮大社。
十津川村から国道168号線を下ること17kmほど。
奈良の五條から十津川村までの国道168号線は、ところどころ離合不可な箇所がありますが、この十津川村から熊野本宮までは片道一車線の安心な道です。

すっかり忘れてましたが今年は戌年。

カニさんみたいなお飾り。

以前訪れたときの画像がありました。

うま年と比べると、カニさんが丸っこいような?

じぃーーーー。
あ、このお飾り、あれだ!

この子よ、この子!ヤタガラス!
おおお~、すっきりした!

大斎原(おおゆのはら)へとことことことこ。

明治22年の大水害まで、本殿があった場所です。
熊野川・音無川・岩田川の合流点の中洲。
江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたり。
音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って身を清め、神域に訪れたんだとか。

遠いわ~めっちゃ遠いわ~、お水はどこよー?

かつては、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうですが、今は石の基壇が残るのみ。
大水害後、現在地へ移動。

鳥居を背に振り返りまして、小高いところが現在地。

大斎原の大きな鳥居をくぐって、とことこ。
これは2015年の訪問時。

今年はひたすら暑かったです。
見比べると、樹木は変わってないですね。日差しが違うとこんなに印象って変わるもんなんですね。

昔、本殿があったところ。今でも熊野本宮大社のなかで一番大切な場所です。
で、何をぶつぶつ言ってるかというと。
謹上再拝(きんじょうさいはい)、です。音階付きです。はい、謡です。
この場所は能「巻絹」の舞台。
後半に、神憑りとなった巫女が神舞を舞い、やがて神が天へ上がっていく様は息をつく間もない緊迫したものです。いいですよぉー。
過去記事・能「巻絹」
http://rekitabi4.blog.fc2.com/blog-entry-473.html
ここからは、川が近いです。

みそぎもぬさも、翻る小忌衣(おみごろも)♪(巻絹より)
はっと気づいたらぶつぶつ謡ってた。
いやぁぁぁぁーーーーー!!
素泊まりの強み、朝寝朝風呂(×朝酒)を堪能して、

お宿前のダム湖から、あっち方向へ走ります。
目指すは

熊野本宮大社。
十津川村から国道168号線を下ること17kmほど。
奈良の五條から十津川村までの国道168号線は、ところどころ離合不可な箇所がありますが、この十津川村から熊野本宮までは片道一車線の安心な道です。

すっかり忘れてましたが今年は戌年。

カニさんみたいなお飾り。

以前訪れたときの画像がありました。

うま年と比べると、カニさんが丸っこいような?

じぃーーーー。
あ、このお飾り、あれだ!

この子よ、この子!ヤタガラス!
おおお~、すっきりした!

大斎原(おおゆのはら)へとことことことこ。

明治22年の大水害まで、本殿があった場所です。
熊野川・音無川・岩田川の合流点の中洲。
江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたり。
音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って身を清め、神域に訪れたんだとか。

遠いわ~めっちゃ遠いわ~、お水はどこよー?

かつては、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうですが、今は石の基壇が残るのみ。
大水害後、現在地へ移動。

鳥居を背に振り返りまして、小高いところが現在地。

大斎原の大きな鳥居をくぐって、とことこ。
これは2015年の訪問時。

今年はひたすら暑かったです。
見比べると、樹木は変わってないですね。日差しが違うとこんなに印象って変わるもんなんですね。

昔、本殿があったところ。今でも熊野本宮大社のなかで一番大切な場所です。
で、何をぶつぶつ言ってるかというと。
謹上再拝(きんじょうさいはい)、です。音階付きです。はい、謡です。
この場所は能「巻絹」の舞台。
後半に、神憑りとなった巫女が神舞を舞い、やがて神が天へ上がっていく様は息をつく間もない緊迫したものです。いいですよぉー。
過去記事・能「巻絹」
http://rekitabi4.blog.fc2.com/blog-entry-473.html
ここからは、川が近いです。

みそぎもぬさも、翻る小忌衣(おみごろも)♪(巻絹より)
はっと気づいたらぶつぶつ謡ってた。
いやぁぁぁぁーーーーー!!
- 関連記事
-
-
本気でぐうたらin熊野本宮大社界隈。馬鹿はいらん!話
-
熊野本宮大社と大斎原。能「巻絹」と共に
-
古座川流獅子舞。熊野地域で盛んな獅子舞の源と互盟社
-
河内神社。古座川に浮かぶご神体「河内島」遥拝所
-
熊野の自然崇拝。弁天島、神内神社、神戸神社や神社合祀
-
日吉神社。古座川の小山氏勧請「山王権現三社」か
-
滝の拝の金ぴらさん
-
古座川の伝承「滝ノ拝太郎」。丸石と尾鷲市九木神社
-
ポットホール(甌穴)と熊野層群下里累層。古座川の滝の拝
-
熊野カルデラ?火山と熊野層群と、紀伊半島南部観光名所
-
古座川町道の駅「古座鹿鳴館」で、郷土料理のうずみ膳
-
古座川の一枚岩の守り犬。魔物と影
-
社殿のないお社、神戸神社。
-
平維盛と那智勝浦。紀伊半島各地に残る生存伝説
-
渡御前神社。神武天皇の頓宮跡も容赦なし。神社合祀でうはうは
-