高牟神社(4)由緒。尾張国愛智郡物部郷と尾張物部氏

こんにちは。


お賽銭箱ってどこでもここにあるもんだと思ってました。

今思うと、こうして離れてるのってあんまり見かけない。


わー。あべそうりのじーちゃんだー。わー。



【祭神】高皇産霊神・神皇産霊神・應神天皇

【由緒】

「式内高牟神社御由緒略記」

創建不詳ながら成務天皇の御代(約2千年前)の鎮座と伝わる。

清和天皇の御時、御造営に際して應神天皇を配祀。

『延喜式神名帳』(約千年前の書)所載尾張國十七座の一にして『尾張国内神名帳』に「従三位 高牟久天神」とあり、古くは八幡宮と号す。

又、(ご神体の)「應神天皇束帯乗船の香木座像」により「船出八幡」と称するのもこれが為で、俗に「古井の八幡」と称されております。

造化三神中の二柱で陰陽両面を顕はされた、むすび信仰の神で万物の生成化育発の根源の生命神と仰ぎ奉るべき最上の祖神様であります。

(名古屋市教育委員会/境内説明板より)



『尾張名所図会』より「高牟神社と物部神社」

物部神社は高牟神社から4百メートルほど北へ。


【尾張国愛智郡物部郷】

この付近一帯は、尾張物部氏の集落の一画であったといいます。

『和名類聚抄』二十巻本(江戸時代)の国郡部にある「尾張国愛智郡」の「物部郷」は、現在の名古屋市千種区と東区の一部があたり、物部神社と高牟神社鎮座地が含まれます。


『名古屋市及付近図』

尾張国や美濃国には数多くの物部神社が存在したものの、多くが合祀され。
現在では、尾張国では当該物部神社のみが残り、美濃国では本巣に2座のみ存在。

その物部神社と同一頁に恐らく鎮座位置関係のまま記されている高牟神社は、「村人たちの武器や農具を納めた「倉」が、後に高牟神社になった」(名古屋市教育委員会/境内説明板)とか。

この根っこには、高牟神社は物部氏の武器庫じゃなくて?とのお話があり。


不器用、だよ。

高牟神社の「牟」が「鉾」を指し、古代の武具を表すらしい。


物部氏まで出てきてしまった高牟神社。


懐かしい思い出に浸りつつ、

生まれ育った土地についてなーんも知らなかったんだなぁと、しみじみしました。


しみじみしみじみしつつ、今池をうろちょろ。


仕上げはもちろん、これさ。

おしまい


高牟神社
《住所》名古屋市千種区今池1丁目4ー18


『尾張名所図会』
岡田啓 (文園)、 野口道直 (梅居)著/片野東四郎/1880
前編巻之五「愛智郡」

『名古屋市及付近図』
名古屋市教育会編/名古屋市教育会/1907

上記、国立国会図書館デジタルコレクションより引用
http://dl.ndl.go.jp/


いつも応援いただきありがとうございます。
尾張物部氏については、長くなるので割愛。へー、物部氏がいたんだなーって程度でご容赦。古い古いとは聞いてはいたものの、よもやこんなに古いとは。生まれ育った土地は祖父母や両親の昔話でマメ知識的なものはあっても、改めて知るとびっくり。明治の『名古屋市及付近図』では町の外のような場所ですが、今や名古屋市内有数の繁華街の今池。半端なく歓楽街なので友人に住所を言うのが恥ずかしかったけれど、今池、ばんざーい♪

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新発見!

つねまるさま
おはようございます。

高牟神社の力石、ジャジャーン、新発見でした。
師匠が近いうちに調査に行くそうです。

雨宮清子(ちから姫)様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

えっ。ほんとに!?


わーい。


すごく嬉しいっ。

生まれ育ったとこの高牟神社で、新発見だなんて♪

きゃー。きゃー。

朝に一報いただいて、今日はずっとうきうきるるるん♪でした!

お師匠様によろしくお伝えくださいませ。

車の際は南の鳥居横から境内へ入り駐車できますが、何しろあまりガラのよろしゅうないとこですので、お気をつけあそばして、と追伸です。


探せば見つからず、振り向けばいる、そんな力石くん達にまた出会えるようにまたうろちょろしますね。

この度はお心配りいただき、心より感謝申し上げます。

今後ともよろしくご指導くださいまし。
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