熊野の自然崇拝。弁天島、神内神社、神戸神社や神社合祀

こんにちは。


和歌山県那智勝浦のいつものお宿。

かけ流しのほんのり硫黄の温泉で、ぬる湯とあつ湯があるので、一時間は入浴。


弁天島は、島自体がご神体。

大潮の干潮時だけ渡ることが出来ます。


この子達は、私の頭のなかでは、狛犬さん。


狛ちゃん達の視線の先に、弁天島。


潮の満ち引きを調べてから、渡りましょう。


意外と時間がかかります。


鳥居と比較したら、岩の大きさが伝わるかしら。


白蛇弁天様です。


おまいりしたらお金持ち!パワースポット!

と、テレビで放映されて、ここ数年で急に変なことに。


そんなことより、ここは島自体がご神体ってのがポイントかと。


正面が 補陀落渡海 出発の浜で、山に 那智大社阿弥陀寺


阿弥陀寺から見た那智勝浦の町と弁天島。


熊野層群 にマグマが貫入し冷え固まり出来た石英班岩。


行って、びっくり。


【花の窟神社】

三重県熊野市・ 花の窟神社 も、ご神体は巨大な岩。


違う、あなたじゃない。


こっち。


カグツチ を生んだ時の火傷によりお隠れになった、イザナミ の亡骸を納めたと伝わるところ。


【神内神社】


三重県南牟婁郡紀宝町神内の 神内(こうのうち)神社



「創始は明らかでないものの、子伝承に曰く。

『当社の義は近石と申すところに逢初森(アイソメノモリ)というのがあり、そこに伊弉諾尊(イザナギ)、伊弉冉尊(イザナギ)、天降らせ一女三男を生み給う。

この神を産土神社(ウブスナジンジャ)と崇め奉る、
よってこの村の名を神皇地(コウノチ)と称す。

いつの頃よりか神内村(コウノウチムラ)と改むと言い伝う』
(現地説明文)


神武天皇御社と佐倉宗吾宮(右側)。


前髪ぱっつんな狛ちゃんにご挨拶して、


いよいよおまいり。

別名・子安神社。よだれかけがたくさん奉納されています。

『近郷の人、子安の神、安産の神として参詣するもの多い。また豊漁の神として近隣の漁師の信仰厚い。』

【祭神】

天照大神(あまてらすおおみかみ) 
天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)


ここでは巨大な岩がご神体。


遠望してはじめて大きさがわかります。


神内神社のご神体手前には神内神社の元宮といわれる 「古神殿」


このように、熊野旅ではあちこちで自然崇拝の姿を感じることができます。

しかし、今、こうしておまいり出来るのは、ほんのわずか。


明治に行われた和歌山県の神社合祀の基本は、一町村に残す神社は一社のみ。

「正式な神社」の条件は、境内地150坪以上、本殿3坪以上、拝殿3坪以上(または本殿拝殿兼用5坪以上)、鳥居を有する神社。

その基準に満たないものは合祀して潰す。

これにより、社殿を持たず、岩や老樹大木を祀っている神社は「合祀される」側。

なんとおろかな(自主規制)日本に八百万の神は今(自主規制)。



古座川の 神戸神社 は、森や木々を祀り、今も社殿のない神社として残る点で貴重です。


さて、こちらは何を祀っているのでしょう?


いつも応援いただきありがとうございます。
あっちへこっちへ移動した記事になってしまってすみません。熊野は神社巡りが同時に素敵な景色巡りになるので、とても楽しいです。海辺だけでなく山の方にもほんとはもっともっといにしえの姿を感じるものがあ・・・るはずですが、海が見たいので海岸線ドライブばっかし。おほほ。

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お手数をおかけ致します。ありがとうございます。
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花の窟神社

こんにちわ~
花の窟神社の写真、うわ~、の次の全体が写っているの、あの写真はいいですねぇ~。ワタクシも行ったのでしたが、真下から見ると「うわ~」で、海岸の方へ行くと、あなたの写したようないい写真にいはならなかったように思います。
綺麗な写真を見せていただきました。

以前、新宮から尾鷲あたりの旅をした時のことが思い出されます。

ヨリック様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

わーい♪ほめていただくと、木に登ります。ぶひっ。

真下からは「うわ~」過ぎて、筋を違えてしまいますね。

全体の写真は斜め向かいの堤防の上から、よっこいしょ、っと撮影したと思います。

世界遺産に認定されてから、観光客のための整備が進み、とても明るい一帯になりました。
小さい頃に訪れたときはもっともっと鬱蒼としていた記憶があります。

新宮から尾鷲は、特に鬼ヶ城から尾鷲市に新しい道がついたので、早く行けるようになっていますが、やはり海沿いの対向車が来たら絶望するほど狭い道を通るのが面白いです。

この熊野市と紀宝町、尾鷲市、は、山あいには鉱山もあり、温泉もあり、城跡、遺跡、あらゆる興味深いものがてんこ盛りなので、今年も機会を作って訪れたいです。

ほんとに、とても素敵な土地ですね。うふ。

こんばんは。

何でもパワースポット扱い、いやーねぇと思うけど、昔の人も、ある種パワースポット扱いにしたんだろうか・・とも思ったり。

≪これにより、社殿を持たず、岩や老樹大木を祀っている神社は「合祀される」側。≫
これ、ダメダメでしょう。
人知を超えた岩や大木を思わず崇める気持ち、当然だと思うんだけど。

No title

おはようございます!
いつもありがとうございます。

那智勝浦では、決まったお宿を利用されているのですね!
とても風光明媚なところですね☆☆☆

今日は雛人形の片付けです(^^ゞ
半日かかりそう・・・

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

昔々は、パワースポットって言葉がなかったから埋没してますが、同じような考えがあったから、あっちゃこっちゃにいろんなものがあったり、観光名所になったんでしょうね。

まぁ、パワースポットは勝手にすれば?とは思いますものの、今の神社自身が自分でそれを言い出したら、ちょっと違う気がします。

神社の維持には必要だというなら、それも仕方がないけれど、某神が鎮座まします神社なりってんなら、神様を祀る本殿こそが一番のパワースポットじゃないのかしら。

めんどくさいのが、集団で岩とか大木を囲んだり、手をかざす人達ねぇ。

崇める気持ちと、人知を越えたものから何ぞを吸い取ることとはえらい違いだと思いますのよ。さもしい根性。

どこぞで「とてもパワーを感じませんか」と聞かれたので「いいえ」って答えたら、「触れてごらんなさい」と。

いや、注連縄で囲まれてる中へは入りませんってお返事して「ご神体はあっちやしっ」と捨て台詞しましたが。

むかむかしたので、邪気ビーム!煩悩ビーム!を細々と目玉から出してみました。効いたかしら。

しずか様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そーなんです。那智勝浦、串本、熊野市、熊野古道中辺路には、それぞれ決めたお宿がありまして。

行きたいと思ったときにそこが空いてたら、行きます。ふふふ。

せっかくの旅なら、お宿でハズレたくないし、ご飯もお店が決まってますの。帰ってきたよ、な気持ちです。

どこへ行かなくても、お宿にいるだけで満喫できる楽しみがありますのよ。

台風の時は本気で怖かったですが、いいとこです。

あ、お片付けされるってことは、飾られたんですね♪素敵♪

おひなさまは、飾るより片付ける方が手間がかかるけど、ずーっと一緒にいるためには片付ける方を大切にしないといけませんものね。

あー、防虫剤買いに行かなくちゃ。

しずか様、ふぁーいと!

はじめまして

神内神社から車で約5分弱の場所に住んでます。
地元でも訪れた事のない場所ばかりで、去年から友人と”でぃすかばー熊野”で色々と廻ってます。

神内神社も一昨年、初めて参拝しました。
駐車場で車から降りた途端、チキン肌になりました。
近くにこんな場所があったなんてねぇーでした。
狛犬さん、可愛いですよね、ロンゲなんですよね。

獅子岩が狛犬の大馬神社へも、ぜひ行ってください!空気が変わりますよ、こちらも。
今、道路も整備されてますし。

まだ、東紀州地域の記事しか読んでないのですが、にまにましながら読んでます。

本当に愉快な(褒めてます!)ブログで、これからも楽しみに訪問させて頂きますのでよろしくです。

花菜様

こんにちは。はじめまして。コメントありがとうございます。

愉快なブログとは、最上級の誉め言葉。
とても嬉しいです。

あらー。神内神社のご近所で。
あの辺り、さりげなく興味深いものがいっぱいで、また行きたい場所です。

神内神社は、素晴らしいですね。
本殿直下が御祓の川になっているところも、面白かったです。
手水の水がとても冷たくてきれいで、豊かだった(だーだー流れてました)のが印象的でした。

狛犬さんも、ちょっと異色の顔立ちで、かわいいですねー。
ロン毛やけど、前髪ぱっつんで。

でぃすかばー熊野、いいですねぇ。うらやましい。

おっ。大馬神社、道路が整備されたんですね?
死に物狂いで参りましたので、ものすっごくヘトヘトになりました。
なるほど、ふむふむ。年内には行きたいですなぁ。

ブログへお邪魔したら、八幡神社の前足が顎から出てる子に会いましたよー!思わず爆笑してしまいました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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