ポットホール(甌穴)と熊野層群下里累層。古座川の滝の拝

こんにちは。


泥岩と砂岩の互層「熊野層群泥岩層」。



約1千4百万年前の火山活動で、熊野層群泥岩層の割れ目にマグマが上昇し、冷え固まったマグマは石英班岩となり、波に泥岩層が侵食されて出来たのが


橋杭岩。

ここのポイントはその石英班岩が連なる光景もさりながら、干潮で現れる海底一面が熊野層群の岩という面白さ。

さて、今日は


古座川の、滝の拝。


表面がぼっこぼこの、岩です。

・・・うわぁ。ぞわぞわー。


現在の川の水面との高低差は10メートルほどかしら。

あ、階段。

あそこ、行こ~。


岩がごーろごろ、ではなく、一面が岩です。

これが、約1千6万年前に堆積した熊野層群下里累層の砂岩。

今、表面に表れている一面の岩は、遥か昔は河床でした。


うまい具合にお水がたまって、穴が見やすいです。


実際に立つと、穴の深さにびっくりなあなぼこ群。

ポットホール(甌穴)といいます。

よいしょよいしょっと作ったのが、こちら。


穴にはまった小石ちゃんです。

いや、小石っても、直径20センチはあります。

この子達が、川底で水流にもまれてカラコロカラコロと転がって、穴はますます深くなり、


ポットホール(甌穴)が出来ます。


滝の拝のポットホール(甌穴)が面白いのは、小石がそのまま残っているとこ。


うふふふふ。

やがて水流は


低いとこへ集まり、岩を削り、更に水が集中して


現在の滝の拝の、豊かな流れとなります。


滝の拝の下流側。


平べったく流れていた水が一ヶ所に集まりそこだけがどんどん侵食されて、河床が露出。

つまり滝の拝は、


一面の熊野層群とポットホールとトレンチを満喫できる素晴らしい所なんですよー♪


いつも応援いただきありがとうございます。
ポットホール(甌穴)が見られる川岸は全国に点在していますが、滝の拝では非常に広範囲に顕著に見られる点が全国屈指だそうです。また、川幅一面に広がる熊野層群が実感でき、往時の河床を容易に想像できること、また、あなぼこを形成した小石も残存していること、など、とても素晴らしいと思いました。

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つねまるさん、こんばんわ~🎶

いつものことながら、楽しくなっちゃう場所を探し出しますね。
こんなところがあると、一日たのしく遊べそうです(^^♪

近くにつねまるさんみたいな友がいたら、いつもついて行くだけでいいんですねー。

上方の仕事が最終を迎えたので、金曜日に御堂筋線と谷町線に乗ってきました。
今回は、東梅田駅から梅田駅に歩くのに迷子になってしまいました。
ただの田舎者です。ハイ!

piglet01様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

うふふふふふ♪

楽しいとこは、楽しいにおいがしますもの♪
くんくんしてたら、あった、感じです。

訪問したのは師走の連休でしたが、ぽっかぽかの陽気で。
川原でゆっくりおやつを食べました。おほ。

史跡や神社をせっせと回る旅ではなく、ただ、ぼやーんっとしたい気分だったので、ぼやーんっとしてきましたよー。

おっ。上方へお越しでしたのね。
あー、東梅田と梅田はちょっと間違えたら迷路ですねー。

私はいつも、大日行きの時は一番前から降りてます。
くきっくきっと2回左折したら御堂筋線ですもの。

でも未だにヨドバシへなかなかたどり着けず。
見えてるのにっ。お向かいなのにっ。
プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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