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こんにちは。

岩が大好物の魔物が

岩を食い散らかしながら古座川を遡ったら

お高いけど、すんごく好物の岩があったのに

わんこに追い払われちまった、一枚岩の

道の駅「古座鹿鳴館」で

古座川平井の里の郷土料理の「うずみ膳」をいっただきぃ。
・・・決して受験勉強中のお夜食ではない。
平井は、古座川の最奥地で、ゆずの産地。

清流には、鮎。これは頭も骨もばりぼりばりぼり。

「ごますりらっきょ」と言われていた取締役を思い出しつつ、すりすり。

平井地区には平家の落人伝説があり、彼等の伝えた京の味がベースになっているとか。

古座川の北東の那智勝浦町には、

『平家物語』で
平維盛が
愛しい者達と別れ高野山で出家し、
補陀洛浄土へと旅立った海岸があり、
補陀洛山寺には
補陀洛渡海に用いた船が再現されており、

補陀落渡海した数多くの聖の名前の中に、維盛の名前もあり。

一方、維盛は生き延びたという伝承も残る古座川河口付近には
平維盛子孫、
高河原氏(高川原、高瓦)が居を構えたと伝わる土地がありました。

そんな、古座川。
で。
味?
えーっと、ですな。
醤油ベースのお雑煮のお出汁にご飯をぶちこんで、ごま、ネギ、生姜、ゆず等の薬味をお好みで入れて召し上がれっ♪な、味。
うずみ、とは、お出汁にご飯をうずめる、ことから来たようで。
お豆腐も、うずまってました。
決して、ねこまんま、とか、おうちで簡単にできる、とか、そんなこと言ってはいけない。
郷土料理って、おうちで出来るから、郷土料理だと思うのですわ。

すごくお出汁が美味しかったです。

ぜったい、岩より美味しいよ。
道の駅「古座鹿鳴館」
《住所》和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290の2
いつも応援いただきありがとうございます。
夜ごはんは、毎度おなじみ生マグロ丼をどーんっと食べるつもりなので、控えめなランチ。うずみ膳の見た目はとても質素な汁かけごはんですが、お出汁はしっかりした味付けでとても美味しかったです。初めは薬味を入れず、まずネギ、次に自分でごますったゴマ、次にゆず、と、だんだん足してお出汁の味の変化を楽しみました。素朴なごはん、大好きです。


いつもありがとうございます。励みになります。
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おはようございます、kotodayoriです。
いつもブログへのご訪問、コメントありがとうございます。
古座川について初めて知りました。熊野古道に行ったときに、那智勝浦にも立ち寄っていましたが、歴史と自然にこんなに恵まれた土地とは知らなかったです。また行ってみたくなりました。
また、いろいろと教えてください。これからもよろしくお願いいたします。
何時もお世話になっています。
岩を噛み千切るなんて、やはり魔物です!
どんな味がしたんだろう?
「うずみ膳」の元の言い伝えになってるのかなと。
噛まれてぐずぐずになってしまったご飯など^^
いろいろとお勉強させてもらい感謝です。
ほんの数日分の食料を持って、どこにあるかも定かではない補陀落浄土を目指して旅立つ人たち、
彼らの心情を書きとどめたものは残っているでしょうか。
もしご存じなら、お教えください。
ワタクシもあの船を見ております。
あの付近には面白い(と言ってはいけませんが)ものがたくさん残っておりますよね。
秦の徐福のお墓とか・・・
ワタクシも長い間に見つけたものをいくつか持っておりまして、もし言葉遊びのようなものもお好きなようでしたらお送りしたいと思います。よろしいかどうかお知らせください。
こんばんは。お邪魔します。
魔物退治に立ち上がったワンコさん💛
つねまるさまもチビちゃんをご覧になったのですね!
悔し涙ってあれかな~?と。
「うずみ膳」美味しそうです~~
うッ、「ごますりらっきょ」さん、、( *´艸`)
夜は、ななんとォ~~生マグロどど~ん丼で
いらっしゃったのですね!!
明日を控えてすでにご就眠のことかと。
ご体調回復され何よりです。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
犬の影の話をニュースで見てから3年ほど。やっと行けました。
古座川はキャンプやカヌー等を楽しむ人達でにぎわうようです。
那智勝浦と串本を往来するときに古座川を渡りますが、大雨の後などは古座川河口付近が白い水色になっていて、不思議だなー、いってみたいなーっと思っておりました。
清流と大きな大きな岩と、社殿のない神社があり、とても面白い地域です。
紀伊半島南部は何を見てもとてもいいですね。
kotodayori様の雪中行軍を楽しんでおります。
こちらこそよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
正月太りがひっこまず、お煎餅を食べるときに頬っぺたの内側を思いっきり噛んでしまった私ですが、魔物はそんなことなかったのかしら。
毎日硬いものを噛んでいるから、頬っぺたは筋肉質なのかなー?
魔物は、歯が命?
海辺の岩は、やはり、のりしお味ですよね。
お山の岩は、えーっと、えーっと・・・苦味がある大人好みの味。
あ。
うずみ膳、なるほど。
えーっ。いやぁん。もしかして魔物の離乳食!?
そうか、私は魔物の赤ちゃん・・・がおー。
史実を調べるのも面白いですが、にほんむかしばなしの世界はいろいろと示唆しているような感じがして、好きです。
小さい頃、「米、食らえぇぇぇ」っと蚊帳を揺する大きな米つぶが着物を着たオバケの集団の話をアニメで見て、怖くて怖くて。
怖かったのはすごく覚えていますが、忘れてたのは、父のお腹にしがみついて眠ったこと。
腕とか袖にしがみつくんならかわいいのに、何でお腹なんだ?しかも、真夏の暑いときにっ、と、大きくなってからも散々文句を言われたので、よっぽど力一杯しがみついたんでしょうね。
おほほ。
でもこっちからすると、つかめるほどたぷたぷしたお腹のとーちゃんが、悪い。ほほほほほ。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
初期の頃は生身の人の戻れない旅路だったのが、江戸時代になると水葬儀式になったようですね。
四方に設けられた鳥居は、山陰地方の葬送の際に遺体を担ぐミコシにも見られ、また、墓所の形式との共通点もあり、宿題にしております。
http://rekitabi4.blog.fc2.com/blog-entry-482.html書籍は、井上靖の「補陀洛渡海記」しか読んだことはないのですが、山陰地方の葬送の事と共に、これに関わりあるのかないのか、もう少し広範囲に調べることができたら、参考文献としてあげたいと存じます。
補陀山寺を数年前に訪問した時、熊野古道何とか記念でご本尊を開扉しており、その際のご住職のお話で、ここに限らず各地で行われていたことだと聞きました。
特に大阪府南部が多かったです。
熊野地域は、国内にも国外にも繋がるいろいろなものがありますね。
徐福は、何でここへ来たのかな?と思います。
えー?と思うこともありますが、面白いですね。
ヨリック先生の言葉遊び?
ぱっぱらぱーで言葉遣いが粗雑ななわたくしでもよろしいのでしょうか?
それ以前に、言葉遊びってどんなんかしら?
素敵なじぇんとるまんなヨリック様、お待ちしております。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
そー、わんこさんも、えへえへと笑ってるだけでなく、時には戦うのですわっ。
えっへん。
ちびちゃんでしたが、刻一刻と姿を変えていくのかな?とわくわくしました。
ごますりらっきょ、すごいでしょ。
大阪の人って、うまいこと言うわねぇーって、すごく感心しました。
ほんと、らっきょなんです。
那智勝浦へ来たら、この店でこれを食べる、ってのが決まってまして。
冒険してハズレだったら嫌ですもんねぇ。
ご心配いただき、申し訳ないです。
ありがとうございます。