天椅立神社(4)明治の太政官布告。式内社を探せ!

こんにちは。


はい、天椅立神社ですね。

【祭神】伊邪那岐命・伊邪那美命 

式内社「阿波國美馬郡/天椅立神社」論社。


ここで、「式内社」のおさらい。


詳細→→→社格制度。平安時代から現代までの変遷
http://rekitabi4.blog.fc2.com/blog-entry-447.html


『式内社』(しきないしゃ)

延長5年(927)年に完成した全50巻からなる「延喜式」。

この中の「神名帳(官社を記載登録した名簿)」にその名が記載されている神社を「式内社」といいます。


特に由緒のある神社とされ、毎年の祈年祭に幣帛が供えられ、災害や全国的な疫病蔓延などに際しては公の祈願が行われました。



つまり、「式内社」とは、延喜式撰修前後に「存在していた」神社。

ここ、ポイント。



「延喜式神名帳」に、「阿波國美馬郡/天椅立神社」の名前が掲載されているので、当該神社が延喜式撰修前後に「阿波國美馬郡」に「存在していた」ことは、わかります。

しかし、名前が載っているからといって、それ以降も当該神社が綿々と続いていたとは限りません。


(画像/名草神社本殿)

927年(延長5年)延喜式完成から数百年。

延喜式神名帳に記載の「阿波國美馬郡/天椅立神社」のその後はどうなっていたのでしょう?


ほほう。

教えて、こまちゃん。


ほんとは、知らないな?


さて。ついでに。


「尊王攘夷」を理念として成立した明治政府。。
その理念の裏づけとなった思想は「水戸学や後期国学や復古神道」であり、それは慶応4年の「祭政一致」の「王政復古」として実現しました。

まず、「王政復古・祭政一致」を宣言し、「神祇官」の再興が「太政官布告」の形で示されます。

明治元年(慶応4年)3月13日。
「此度 王政復古神武創業ノ始ニ被為基、諸事御一新、祭政一致之御制度ニ御回復被遊候ニ付テ、(略)」(『太政官布告』(慶応四年三月十三日))


詳細は→→→「神仏分離の実施。法令で確認」
http://rekitabi4.blog.fc2.com/blog-entry-444.html

「神祇官」の元となる思想は「水戸学や後期国学や復古神道」ですから、まず「神社」の存在を重要視しました。

既存の神社に対し、布告を出し、全国津々浦々の神社を社格制定の為に調べ上げます。


【太政官布告】 第七百七十九(布)太政官 (明治3年)閏10月28日 
今般国内大小神社之規則御定ニ相成候条於府藩縣左之箇条委細取調当12月限可差出事
 某国某郡某村鎮座
某社
 1.宮社間数 並大小ノ建物
 1.祭神並勧請年記 附社号改替等之事 但神仏旧号区別書入之事
 1.神位
 1.祭日 但年中数度有之候ハゝ其中大祭ヲ書□スヘシ
 1.社地間数 附地所古今沿革之事
 1.勅願所並ニ宸翰勅額之有無御撫物御玉?献上等之事
 1.社領現米高 所在之国郡村或ハ?米並神官家禄分配之別
 1.造営公私或ハ式年等之別
 1.摂社末社の事
 1.社中職名位階家筋世代 附近年社僧復飾等之別
 1.社中男女人員
 1.神官若シ他社兼勤有之ハ本社ニテハ某職他社ニテハ某職等の別
 1.一社管轄府藩縣之内数ヶ所ニ渉リ候別
 1.同管轄之庁迄距離里数


この一連の作業の中で、当然「式内社」の存在を調査。


ある意味、おいちい。(画像/名草神社本殿)

そこらのお社とは格が違うぜ、式内社。


そう、ほんと。

ということは、


そうだ、あれだよ。



いつも応援いただきありがとうございます。引っ張ります。ええ、すみません、引っ張ります。なぜなら、風邪引いてお外へ行けず、退屈だからっ。水曜日の夜中にぶわーっと大汗かいて「あれ?あれ?」。ええ、結構なお熱が出てました。びっくりしました。朝にはケロッと治りましたが、何となくあんにゅい。変なのぉー。
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ


ありがとうございます。皆様もご自愛くださいませね。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメ様

こんにちは。そちらへお返事しましたー。

体の衰えというか、ろーか、、というか。

あー、やだやだっ。

こんばんは

大丈夫ですか?
いつもはお仕事、お休みにはあちこち出かけられてるから、無理が祟ったんじゃ。
お大事になさって下さいね。

式内社って、位が高いのね。
狛ちゃんも、鼻高々よね。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

お気遣いいただき、ありがとうございます。

今月の週末はお天気の具合もあって、おうちでおとなしくしているのですけど、お仕事で外を駆け回っているので意味ないですね。

ずっと夜になると微熱があって、時々高熱、でも朝になると下がる、の繰り返しで、だるいです。

式内社、ってだけで、やはり、すごいなーって思いますよね。
千年の歴史って、気が遠くなります。

狛犬さん達、お鼻高々にしてあげたいけど、ちょーーっと、鼻ぺちゃ。

そばかす、なんて、気にしないわぁ♪
鼻ぺちゃーだってだってだって、お、き、に、い、りぃ~♪

あー、ふるいっ。おほほほほ。
プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

◎画像の著作権は放棄しておりません。
◎画像と記事の無断使用厳禁!!
◎丸パクリには断固抗議する!!

◎リンク戴く際はご一報下さい。御礼させて戴きたく。
◎一言でもコメント戴ければすごーく嬉しいです。

尚、メールでのお返事は致しませんので、コメント欄をご利用ください。

宜しくお願いいたします。

参加してます♪
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
最新記事
カテゴリ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
ブログ村さんに参加中
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ご来場御礼