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こんにちは。

ロープウェーに乗って

仁王門を真横から眺めつつやって来たのは、

そう、おとしだま。
・・・。

箸蔵寺です。

雲ひとつありません。

こっちも眠くなっちゃうわ。
この子達が乗っかっているのは、

箸蔵寺の護摩殿。
文政9年(1826)、火災で伽藍の大半を焼失。
現存建築物の大半は、この文政の火災以後、江戸時代末期の建立。

箸蔵寺は、建物を飾る彫刻群が素晴らしく、全国の宮大工さん達がお勉強に訪れるとか。

本気で全て見たら、一日じゃ足りないかもしれません。

組物は三手先(みてさき)。

酉年ね。十二支が揃っているみたいです。
上に、びよーんっと細長くなってるおんまさん。

よーくよーく見ると、いろいろな動物が隠れています。
事前予約で、ガイドさんが案内する「アニマルミステリーツアー」というものがあるそうで。

それぞれに彫刻がぎゅーぎゅー。

やはり面白いのは、この角っこの集団。

前進あるのみ。青春してます。

おなかと、にくきゅう。ぷにぷに。

同じお顔はありません。

本尊は、金毘羅大権現。

箸蔵山で弘法大師に「箸使う人助けますよ」と神託を下したお方です。

裏側にも彫刻。びっくり。

見上げてばかりで、へとへとです。ふぅー。
護摩殿は三つの建物から構成される複合社殿形式で、

彫刻がもりもりの外陣(入母屋造)。

内陣(切妻造)の上に、奥殿(宝形造)。
神社の「拝殿、幣殿、本殿」のようですね。しかし、

奥殿を見ると、あー、お寺だなーって感じます。
で。
この護摩殿は、本殿を模して建てられたもの。
てことは、
つづく。
いつも応援いただきありがとうございます。丹後や丹波の中井権次一統のような素晴らしい彫刻群。岸和田の友人が「山の上にだんじりがあんねん」と言っていたのがよくわかります。一見、同じもののようでも、ひとつひとつ髪型が違っていたり、目が優しかったりきつかったり。まだ先は長いのにここでコンデジのバッテリーを使い果たしそうになりました。


いつもありがとうございます。
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つねまるさん、こんにちは。
これでもかぁ~。 の彫刻すごいですね!
殆どが龍の彫刻なのでしょうか。
牙のようなものも見える気がしますが・・・。
ロープウェイで行くような場所に、大きな建物を造るものですね。
先人の人々のパワーに圧倒されます。
こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。
お返事が遅れまして、ごめんなさい。
あんにゅいな気分で、ぼやーんっとしてました。
撮り方がへたっぴなので、申し訳ないですが、これでもかぁ~これでもかぁ~なんですよー。
龍、バク(or 象?)、狛犬、十二支、などの他にも、鳥や馬、お花など、もう、どうせいっちゅうねんってぐらい、多種多彩。
ロープウェイで参りますが、標高はびっくりするほどではないので、恐らく運搬用の道をよいしょよいしょと運びあげたのでしょうね。
でも、この山の上に建てようと思い立つこと自体が、尊いのだと思いました。