島根県雲南市出雲湯村温泉で、やどめし

菅谷たたら山内で高殿を初めて見てうっきゃうっきゃした、楽しい雲南市。

私が宿泊したのは、雲南市の国民宿舎「出雲湯村温泉清嵐荘」
※お宿の画像は公式HPより拝借。
トイレ、バス共同。洗面所は合宿所のような素朴なお宿。
目的はかけ流しの温泉。

出雲国風土記にも記載があるらしいですが、んなこたぁ、どうでもよろし。

温泉は、うんちくで入るべからず。

ただひたすら、んぼーっとすべしっ。

こんな山の中ですもの。
ご飯もきっと素朴なものかなー。

さにあらず。
実は、島根県の三瓶温泉、皆生温泉、そしてこの出雲湯村温泉と泊まり歩いた中で一番の、ごちそうだったんですな。

酒のアテ。うま。

右側のは、こっそりチーズ風味

海鮮丼だけが海の幸の味わい方ではないぞよ。
生わさび、美味しいですよね。

旅館あるあるなお鍋はこっそり、鴨肉。

濃厚なお出汁の茶碗蒸し、うまー。

むふーん。
酒はぁ飲ぉめぇ飲め、飲むならばぁ~、とことん。
そんな心地にて、ここらで既に酔っぱらい。

いちじくの天ぷら、うまうま。

ひらぺったい出雲蕎麦、濃いぃー。
ここでお腹がぱっつんぱっつん。くそぉ。悔しいっ。

生の果物ではなく、ジュレですぜ、奥さん。
ちびチョコケーキまで付けるとは、憎いじゃないか。

干物もうまし。
サラダに生ハム。ロースハムじゃなくて、びっくり。

ご飯のお友達なひとくち味噌。

山椒と生姜の味噌の小さな瓶詰めを、私へのお土産にしました。
おにぎりに入れたら、うまっ。うまっ。

何より好きだったのは、この食堂の雰囲気。
なんだかどこだか、懐かしい。

海の幸山の幸、島根県の旅はおデブへの道まっしぐら。
お宿の温泉へ入ること5回。
あっちこっちを散策するのも旅の醍醐味ですが、チェックインからチェックアウトまで目一杯滞在してお宿を楽しむのが好きです。
夜に見た、お空に光るお星さまがとてもきれいでした。
・・・普段、オリオン座がやっと見れる程度のとこに住んでるので、お星さまがたくさん見えるだけで、ごちそうです。
うはうはー。
お宿は、出雲湯村温泉《雲南市営 清嵐荘》
島根県雲南市吉田町川手161ー4
いつも応援いただきありがとうございます。
温泉貧国の大阪在住なので、かけ流しの温泉は憧れます。旅の醍醐味は、ゆったりまったりとお湯につかって、ぼえーんっとして、酒、ごはん、酒。ごはんとお湯がよけりゃ建物が古かろうが私はものすごっく満足です。こちらのお宿の予想以上のご飯にうはうはしました。さぁて、師走はどこへ行こうかねぇ。



お手数をおかけ致します。ありがとうございます。
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