イザナギが隠居した幽宮。即ち伊弉諾神宮。由緒。

前回、亀さんと戯れ過ぎました。改めて、正面からお参りします。

場所はこんな感じ。

式内社 「淡路國津名郡 淡路伊佐奈伎神社 名神大」
淡路國一宮。旧官幣大社
【祭神】
伊弉諾大神 伊弉冉大神
【由緒】

国生み・神生み(神功)を終えたイザナギは、天照大御神に国家統治の大業を委譲。

最初に生んだ淡路島の多賀に「幽宮(かくりのみや)」を構えて余生を過ごし、ここでお隠れになりました。
この幽宮の跡に神陵を築いてお祀りされたのが、最古の神社である伊弉諾神宮の創祀の起源だとされています。
「故其伊邪那岐大神者坐淡路之多賀也」(古事記)
「伊弉諾尊神功既畢而霊運當遷是以構幽宮於淡路之洲寂然長隠者也」(日本書紀)

御陵地は、明治時代に整地して本殿が移築されるまで、禁足の聖地でした。
神陵を中心として神域の周囲に濛が巡らされたと伝えられ、正面の神池や背後の湿地はこの周濛の遺構といいます。


「放生(ほうじょう)の神池」
古くは放生神事(鳥や魚を放して生命の永続を祈る行事)が行われていました。

かめーの、噴水。

放生池には、今でも病気平癒のための命乞に「鯉」
いつも応援いただきありがとうございます。また亀さんに戻ってしまいました。次回はお社にたどり着くつもりですっ。頑張るぞー



ひとつ、増えました。すみません…ぽちぽちぼっち、ありがとうございます。
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