温泉津(7)元湯泉薬湯と薬師湯。いい湯だぜっ

こんにちは。


温泉津(ゆのつ)。

起源は、旅の僧が、湯に浸かって傷を治している狸を見つけたとか、大国主命が病気のウサギをお湯に入れて救ったとか。

現実には、7世紀頃に発見といいます(「元湯泉薬湯」経営者伊藤家に伝わる『温泉記』)。

『和名抄』(承平4年《934》頃)に「温泉津」の記載あり。

「温泉」+「津」=「温泉のあるみなと」として、都でも知られる温泉地であったことがわかります。


(温泉津/龍御前神社の狛犬)

ここへは、温泉がとってもとっても楽しみでやって来ました。


せっかくなので温泉津の町をてろてろお散歩して、


沖泊港の


鼻ぐり岩も見つけて、お腹いっぱい。


いざー。(鳥取県/鷲峯神社の狛犬)


とっても風情がある町並を行くと、


元湯泉薬湯。

開湯は室町時代の観応から文和(1350-1355)の頃。

伊藤重佐と名乗る修行僧がこの地を訪れた際、改めて洞穴を開き温泉場を開発したのが始まりと伝えられています。

岩山に薬師堂を建立。広く民衆にも開放。

多くの人達が湯治に訪れるようになり、永正年間(1504-1520)には伊藤家は温泉屋本坊職や新坊職と呼ばれるように。

毛利元就が温泉津を領有すると、弘治元年(1555)、毛利元就の子・元康により伊藤重佐が命じられ、輝元の代には伊藤信重が湯税を納めます。

温泉津と毛利の歴史がぎゅぎゅっと詰まった素晴らしい場所です。


そんならこちらへ入ったかというと。

前日の石見銀山歩きっぱなしの疲れがあったので、休憩室がある少しお向かいの


薬師湯へ。

明治5年の浜田沖の大地震の時に湧出したので「震(新)湯」とも呼ばれる新しい湯です。


元の画像は薬師湯HPより拝借。

薬師湯は、施設の真後ろで地下2~3mから自然湧出する約46度の源泉が、だぼだぼっとかけ流されてます。

お湯の色は日によって変化するそうですが、まー、湯船や床に出来た温泉成分の結晶がすごいです。

ほんとに、濃いぃ濃いぃ新鮮な温泉なんですよー。

こちらでは、体を洗うお風呂ではなく、療養のために湯につかる場所ということで、シャワーなんてありません。

湯船がひとつ、あるだけ。それがいいんです。

ただ、熱い。

注ぎ口から一番離れていても、あっちぃー!!なので、番台でかけ湯をしっかりね、とご教授されます。



新鮮で濃いぃ温泉に何度かつかった後は、二階の休憩室でゆっくり。

ええ、あほーな私は、ここでぐでんぐでんになりました。


薬師湯HPは、http://www.yunotsu.com


いつも応援いただきありがとうございます。
元湯、薬師湯共に自然湧出。しかも湯元はすぐそば。なかなかパンチ力のある温泉です。前日、午前3時半に大阪を出て数百キロを走り抜け、石見銀山で歩きっぱなし、夜は夜で三瓶山の温泉で地酒三昧。さらに朝から温泉津の町をてろてろお散歩して、すっかりぐだぐだ。このあと百キロ以上を走らないといけないのに、湯上がりはぐでんぐでん。休憩室で熟睡し、自分のイビキで目が覚めて。おほほほほ。

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こんばんは

あの、薬師湯ってすごい風呂ですね。
震災で新温泉という話も、すごい!

湯に入るとき、足を怪我しないのでしょうか?
暑い湯は苦手ですが、なんだか体には良さそうですね。


one0522様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

そうなんです、すごいでしょ?

自然湧出の温泉なので、ぷしゃーっとわいたのかとどきどきしてしまいます。

常に新鮮な温泉がじゃーじゃー出ていて、結晶も角がなく丸くついているので、大丈夫です。

ちょっと「苦行」な感じですが、とっても強烈に効きそうな温泉でした。

透明で優しい温泉とは、趣が正反対のガツン系のお湯ですね。
一日に何度も入るとちょっとしんどいかなー?と思います。

でも、またここへ入りに行きたいです。うふふ。

No title

こんばんは。

温泉津、まあ本当に良い所!
この薬師湯のお風呂の凄いこと!!!
こんな雰囲気の良い小さな町を歩き回って、鮮度抜群の温泉に浸かって、休憩室でぐでんぐでんの大いびき?(笑)
思わす、薬師湯のHPから温泉協会のHPまで見に行っちゃったじゃありませんか。
(ちょっと質問、混浴じゃないですよね?)
温泉に入ってから長時間のドライブじゃ、大変でしたね。

万見仙千代様

こんにちは。いつもご多忙の中のご訪問とコメントありがとうございます。

うふふふ。温泉津は温泉とセットでとても楽しみにしてましたの。

生まれて初めてこんなにパンチ力のあるお風呂に入った思い出が鮮烈で、今回どうしても温泉津へもゆっくりと寄りたくて、石見銀山から回れば前日にも行けましたが、翌日改めて訪問しました。

しかし、ぐでんぐでん。えへへ。

おおお。薬師湯ホムペから温泉協会のホムペへ!?
それはそれはありがとうございます♪
面白い温泉ですよね。元湯は開湯から湯船の場所がほぼ同じとか、背景にある歴史を思うと、なおのこと。

あ、お風呂はちゃんと男女別です。
混浴はちょっと、男性に迷惑かも。おほほほほ。
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