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養父神社(4)動物園な境内社

こんにちは。


狛狼さんの、養父神社。


この子の向こう側へ、てくてく。


こちらは、木々が鬱蒼と繁っています。


・・・私は何を言っているのでしょう。


迦遅屋神社。別名「猫の宮」

祭神は、奧津彦命、奧津姫命、猿田彦命、表米親王。

主に火除、災除けの神で、別称「猫の宮」のように鼠除けの信仰もあるそうな。

・・・誰がネズミをよけるのかしらね。



厳島神社。別名「鯉の宮」

祭神は、厳島姫命。

「古代より鯉に縁のある当神社では、 鯉(恋)の宮として古えより鯉が飼育されています。二百有余年の寿命があると言われる鯉は、長寿の魚として昔から珍重されました。当神社で結婚式場は勿論、銀婚式、金婚式をも挙行され、鯉の長寿に肖って下さい。」(現地説明板)

・・・鯉が、恋?それとも、恋が、鯉?


ちょっと横道。


どこぞの池の鯉たち。


養父神社が鎮座する養父市場は、江戸期以前より鯉の養殖が盛ん。

・円山川の良い水に恵まれた
・養蚕も盛んなため、副産物のサナギがうじゃうじゃ

元は食用の黒鯉を中心に鯉養殖が栄え、近隣の旅籠や城崎温泉、湯村温泉などの旅館からの注文が。

昭和12~13年ごろに新潟県から錦鯉を移入し、鑑賞鯉の養殖も開始。

現在、全国に普及している「黒ダイヤ」系の品種は、養父の養殖が親元だそうです。(養父市HPより)


さて、養父神社へ戻り。


山野口神社。別名「狼の宮」。

祭神は、大山祇命。

「別称は『山の口のおおかみ』と申し上げ、流行病を退けられ『つきもの』を落す神として広く信仰されています。」(現地説明板)

・・・訳がわかりません。


柳田国男が著書『狼と鍛冶屋の姥』の中で、養父神社の狼について言及していますが、柳田も混乱。

式内社の水谷神社と養父神社(式内名神大・夜夫坐神社五座に比定)との混同(養父水谷大明神の呼称)があったこの土地に、狼の宮や猫の宮の信仰が他所から移ってきた可能性を指摘しています。



そんなときは、ねー。

笑とけ笑とけ。




仲良しさん。


さて、まぁとにかく、狼の宮なる「山野口神社」。

きっとさぞかし狼らしい狛犬さんがいるんだろうなー♪♪


あれ?かわいい・・・( 〃▽〃)

狼はどこだー!?


ちょびひげー!?


つづく。


いつも応援いただきありがとうございます。
強烈な日差しの本殿周囲から一変。画像だけ見ると涼しげな木陰の下の境内社。ほんとはねー、ここもあっちぃちぃでしたの。むしっとして、虫ってて。レンズの前をぶんぶんするので、虫のどアップが保存されていたりして。祭神と別名がよくわからないですが、あたたかい目でよろしくお願いします。

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