三日市場城破壊。その後は、なんてこったい。
こんにちは。一度書き上げた記事がぶっ飛んでしょぼぼん、です。めげないっ。
今日は三日市場城破壊の件、その後。
いつものように呑気にらったらったるーん♪っと、こちら→→→
らんまる攻城戦記~つわものどもが夢の跡~
様を、拝見してぶっ飛びました。先月下旬に白馬村教育委員会担当者さん、らんまるせんせ、ていぴす様、現地立ち会いされまして、その際はとても熱意と誠意あるお話やったんですわ。
ですわ、よ。
でもねー、ちょっとぉ、奥さん。ひどいのよー。

聞いてー。
「らんまる攻城戦記~つわものどもが夢の跡~」様より引用
正直なところ、我々も白馬村教育委員会の熱心な担当者も発掘調査については楽観視していた。
ところが、長野県は遺跡・史跡調査の専門部署である「長野県埋蔵文化センター」を介入させて(まっ、当然の処置だが・・)無理難題を吹っ掛け、発掘調査にかかる費用は全額白馬村負担とし民間委託は認めないとの見解を伝えている。
まともに受け入れれば億単位の出費となる話だ。
申し訳無いが、中世の遺跡は縄文・弥生・古墳時代に比較すると不当な扱いを受けていると思わずにはいられない。
確かに文化財の保護保全を怠ったのは白馬村だが、その統括としての管理監督責任は長野県にあり、一方的に白馬村に費用負担を求めるのは弱いものイジメ以外の何物でもない。(以上、引用終わり)
ひどくなーい?
それでも、苦肉の策が白馬村行政ホームページに掲載されてます。
自らの非は潔く認め、何とか打開策を練り上げておられます。
(白馬村行政ホームページに9月10日付にて掲載。以下、引用。)
「白馬村指定史跡三日市場「大宮城跡」損壊に係る経過と対応について」
本年5月初旬に山城探訪愛好者の方から白馬村指定史跡「大宮城址」の損壊が指摘され、他の方々からも同様にご指摘のメール電話等が、多数ございました。
村といたしましては、この間現状の把握に努め、長野県トップクラスの有識者の皆さんとコンタクトをとり、6月30日に白馬村文化財審議委員会、7月25日には現地踏査を行い、対応について協議してまいりました。
8月30日に有識者・白馬村文化財審議委員会と検討会議を設け次のとおり対応することといたしました。
記
1.損壊経過については、地権者が世代交代により、白馬村史跡及び埋蔵文化財包蔵地に指定されている事実を知らなかったため、白馬村に無届で長年の雪害による倒木や、荒廃していた当該地を整備し守っていくため、約3年程前から重機を使用し、主には倒木の撤去等を行ったとのことであります。
「大宮城跡」は白馬村指定史跡で学術上価値の高いものでありながら、村民の文化財に対する保護や保全等意識の高揚につながる必要な施策を講じてこなかったため、今回の損壊を招いたものと深く反省をしております。今後は二度とこのような過ちを犯さない事を肝に銘じ、文化を考え年1回は、地域理解を深める啓蒙活動を後記3のとおり行います。
2.「大宮城跡」の復旧については、意図的に元に戻さず原状復帰・景観配慮とし、損壊部分には植栽ネット等を敷き、損壊部分との区別をします。
また、学術調査は後年行うこととします。
3.白馬村文化活動三日市場「大宮城跡」現地見学会開催について
と き 平成26年9月27日〈土〉 午前10時から午後12時30分
ところ 三日市場大宮城跡 集合三日市場神明宮駐車場
内 容 戦国末期の山城築城技術と武田氏信濃侵攻について
講 師 国立大学法人信州大学地域戦略センター長
信州大学 副学長 笹本 正治先生
主 催 白馬村・白馬村公民館
共 催 国立大学法人信州大学地域戦略センター・白馬村文化財審議委員会
※詳細別紙
なお、今秋より原状復帰作業のため、一般見学の皆さんは「大宮城跡」の立ち入りを自粛願います。
平成26年9月5日
白馬村長 下川 正剛
白馬村文化財審議委員会
会長 丸山 澄雄
(以上、引用終わり。下線部はつねまる加筆)
あら、素敵。現地説明会ですってー♪
ちゃう。
啓蒙せなあかんのは、県と村、じゃなくってー?んで、自らの指定した文化財を手入れもせずほっ散らかしてたんかい!っと、ひとまずツッコミ入れといて。
「後年」って、いつなーん?百年後も「後年」ですよー。
こりゃあかん。
これが、豪雨によって重要文化財の壁が一部壊れたー!えらいこっちゃー!あ、流れ橋がほんまに流れたー!でも、寄付金で大丈夫かもー?っと、ニュースになる京都・奈良との違いか。
たんまりと予算取りが出来たらいいけど、白馬村の行政規模ではそれどころではないのだろうなぁ。

三重県熊野市の獅子岩くんは、単独であれば、ただの愉快な岩ですが。

同・花の窟神社や、

熊野速玉大社などと共に、「熊野三山とその参詣道」として文化的に不可分であるからこそ、包括的に世界遺産に認定されたもの。
三日市場城は、「大手道も、小さな段郭も、美しき二重堀切も、放射状の竪掘も、そのパーツ一つが欠けてもダメなんです」 (byらんまるせんせ)
全体まとめて残るからこそ価値がある。
欠けたら戻す。それが三日市場城に急務の原状回復です。
白馬村の担当者さん、らんまるせんせ、ていぴす様、山城好きの皆様、負けるなー!

昨夜寝倒したから、やたらと元気なもんで。おほほ。
いつも応援いただきありがとうございます。文化財ってのは、もろいもの。教育・啓蒙、大事。この件、しつこく見守り続けます。援護の火炎放射、ぶおーーー!っとな。



ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。
今日は三日市場城破壊の件、その後。
いつものように呑気にらったらったるーん♪っと、こちら→→→
らんまる攻城戦記~つわものどもが夢の跡~
様を、拝見してぶっ飛びました。先月下旬に白馬村教育委員会担当者さん、らんまるせんせ、ていぴす様、現地立ち会いされまして、その際はとても熱意と誠意あるお話やったんですわ。
ですわ、よ。
でもねー、ちょっとぉ、奥さん。ひどいのよー。

聞いてー。
「らんまる攻城戦記~つわものどもが夢の跡~」様より引用
正直なところ、我々も白馬村教育委員会の熱心な担当者も発掘調査については楽観視していた。
ところが、長野県は遺跡・史跡調査の専門部署である「長野県埋蔵文化センター」を介入させて(まっ、当然の処置だが・・)無理難題を吹っ掛け、発掘調査にかかる費用は全額白馬村負担とし民間委託は認めないとの見解を伝えている。
まともに受け入れれば億単位の出費となる話だ。
申し訳無いが、中世の遺跡は縄文・弥生・古墳時代に比較すると不当な扱いを受けていると思わずにはいられない。
確かに文化財の保護保全を怠ったのは白馬村だが、その統括としての管理監督責任は長野県にあり、一方的に白馬村に費用負担を求めるのは弱いものイジメ以外の何物でもない。(以上、引用終わり)
ひどくなーい?
それでも、苦肉の策が白馬村行政ホームページに掲載されてます。
自らの非は潔く認め、何とか打開策を練り上げておられます。
(白馬村行政ホームページに9月10日付にて掲載。以下、引用。)
「白馬村指定史跡三日市場「大宮城跡」損壊に係る経過と対応について」
本年5月初旬に山城探訪愛好者の方から白馬村指定史跡「大宮城址」の損壊が指摘され、他の方々からも同様にご指摘のメール電話等が、多数ございました。
村といたしましては、この間現状の把握に努め、長野県トップクラスの有識者の皆さんとコンタクトをとり、6月30日に白馬村文化財審議委員会、7月25日には現地踏査を行い、対応について協議してまいりました。
8月30日に有識者・白馬村文化財審議委員会と検討会議を設け次のとおり対応することといたしました。
記
1.損壊経過については、地権者が世代交代により、白馬村史跡及び埋蔵文化財包蔵地に指定されている事実を知らなかったため、白馬村に無届で長年の雪害による倒木や、荒廃していた当該地を整備し守っていくため、約3年程前から重機を使用し、主には倒木の撤去等を行ったとのことであります。
「大宮城跡」は白馬村指定史跡で学術上価値の高いものでありながら、村民の文化財に対する保護や保全等意識の高揚につながる必要な施策を講じてこなかったため、今回の損壊を招いたものと深く反省をしております。今後は二度とこのような過ちを犯さない事を肝に銘じ、文化を考え年1回は、地域理解を深める啓蒙活動を後記3のとおり行います。
2.「大宮城跡」の復旧については、意図的に元に戻さず原状復帰・景観配慮とし、損壊部分には植栽ネット等を敷き、損壊部分との区別をします。
また、学術調査は後年行うこととします。
3.白馬村文化活動三日市場「大宮城跡」現地見学会開催について
と き 平成26年9月27日〈土〉 午前10時から午後12時30分
ところ 三日市場大宮城跡 集合三日市場神明宮駐車場
内 容 戦国末期の山城築城技術と武田氏信濃侵攻について
講 師 国立大学法人信州大学地域戦略センター長
信州大学 副学長 笹本 正治先生
主 催 白馬村・白馬村公民館
共 催 国立大学法人信州大学地域戦略センター・白馬村文化財審議委員会
※詳細別紙
なお、今秋より原状復帰作業のため、一般見学の皆さんは「大宮城跡」の立ち入りを自粛願います。
平成26年9月5日
白馬村長 下川 正剛
白馬村文化財審議委員会
会長 丸山 澄雄
(以上、引用終わり。下線部はつねまる加筆)
あら、素敵。現地説明会ですってー♪
ちゃう。
啓蒙せなあかんのは、県と村、じゃなくってー?んで、自らの指定した文化財を手入れもせずほっ散らかしてたんかい!っと、ひとまずツッコミ入れといて。
「後年」って、いつなーん?百年後も「後年」ですよー。
こりゃあかん。
これが、豪雨によって重要文化財の壁が一部壊れたー!えらいこっちゃー!あ、流れ橋がほんまに流れたー!でも、寄付金で大丈夫かもー?っと、ニュースになる京都・奈良との違いか。
たんまりと予算取りが出来たらいいけど、白馬村の行政規模ではそれどころではないのだろうなぁ。

三重県熊野市の獅子岩くんは、単独であれば、ただの愉快な岩ですが。

同・花の窟神社や、

熊野速玉大社などと共に、「熊野三山とその参詣道」として文化的に不可分であるからこそ、包括的に世界遺産に認定されたもの。
三日市場城は、「大手道も、小さな段郭も、美しき二重堀切も、放射状の竪掘も、そのパーツ一つが欠けてもダメなんです」 (byらんまるせんせ)
全体まとめて残るからこそ価値がある。
欠けたら戻す。それが三日市場城に急務の原状回復です。
白馬村の担当者さん、らんまるせんせ、ていぴす様、山城好きの皆様、負けるなー!

昨夜寝倒したから、やたらと元気なもんで。おほほ。
いつも応援いただきありがとうございます。文化財ってのは、もろいもの。教育・啓蒙、大事。この件、しつこく見守り続けます。援護の火炎放射、ぶおーーー!っとな。



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