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サバを運んで鯖街道。浅野長政作成の熊川宿。

こんにちは。


ふふふ…。夏に見る紅葉は暑さ百倍。本日のプレゼント。


あまりの蒸し暑さに昨日はぐでんぐでんでした。


さて。海の幸豊かな若狭。(唐突ですが)

古代より朝廷に魚介類を献上する「御食国(みけつくに)」のひとつでした。

お魚が豊かに捕れる若狭から京都へ大急ぎで運ぶ必要があり、若狭街道が古来より使われてきました。

特に大量の鯖が江戸から明治にかけて運ばれ、幾筋ものルートが発展。
それを総称して「鯖街道」と呼称します。

「京は遠ても十八里(72キロ)」と豪語して運ぶ鯖。

与謝蕪村も鯖を背負い都に入る若狭の人々が目に止まったのか
「夏山や 通ひなれたる 若狭人」と詠んでいます。



地図の赤丸が鯖街道の熊川宿。

お値段も高騰するだー。

秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政が、天正17(1589)年に熊川が交通と軍事において重要な場所であることから、諸役免除して宿場町としました。

かつては40戸ほどの寒村が200戸を超えるような町となりました。


防災上から近年に道幅を拡げたのかと思うほど、広いです。

道端には前川という用水路が流れてます。


復元された番所。


中に入るには100円。


熊川宿から西へ進むと

瓜割の滝。

さらに西へ進み、地図の黄色い四角地域には

こんな涼しげな川の


こんなところがあります。





いつも応援いただきありがとうございます。小浜と敦賀間の高速が今月開通したので東からも行きやすくなりました。丸ごと焼き上げた鯖、美味しいです。庶民の味方の鯖ですが、京都の鯖寿司は目ん玉が飛び出て転げ落ちるお値段に。美味しいんですけど。くすん。
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