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あれから六年

こんにちは。

今更言わずとも、今日はあの日。



あの年は、元旦に母が他界し、何故だか気だけ張ってた頃。
大阪でも不気味に揺れた。

六年経ったことは、私が数えなくてもテレビやラジオが教えてくれる。

「時が癒やす」とか、夢見るポエムな言葉が並ぶけれど、そんな一言で片付けられたらたまったもんではない。

ふとした時に、ぼぼぼぼっと泣けてきたり、後悔スパイラルに陥ったり。



普段は、そんなことないんだよー。

でも、六年が過ぎても、心のどこかはそのまんま。

そんな人達もいるんじゃなかろうか。



ま、六年も経って何しとるんじゃ、と言われるのもシャクだしな。

がんばろ。

かーちゃんと、そして、多くの方々に、

献杯。


この六年、何しとったんじゃと聞かれたら、狛犬さんのおちりを追いかけてた、です。・・・あー。一番嫌いな便乗ポエマーになっちゃった。嫌じゃー。献杯の盃、えんどれすっ。

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五年目

東日本大震災から五年。

あの日の事を遠く離れた関西にいた自分が語ることは違うと思います。

ちょっと揺れただけですもの。

自分に何が出来るのか改めて考える日です。

被災した方々が一日でも早く心穏やかな日々を送ることが出来ますように。

そして。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

どうしたものか

fc2の関係者だか代表者だかの逮捕を受けて、ブログサービスがある日突然なくなるとか、そんなことになるのかなー。

fc2ブログ管理画面には、お知らせが来てるけど、なんかよくわからない内容で。

やっと慣れたのになー。便利なのになー。

しばらく様子見ですねぇ。やだやだ。

仲良くさせていただいている方々がお引っ越しされたら考えようかな。
教えて下さいねー。

あ、今日の記事はこの下です。よろしくお願いします(;´∀`)


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軍師官兵衛最終回。蛍の光。

こんにちは。

最終回。さよならは「蛍の光」。はいっ♪


懐かしの広峯神社。
ちびっこ官兵衛がよく薬草をじーちゃんともしょもしょしてました。


広峯神社拝殿。
御師さんの売りさばく目薬は広峯神社のお札とセット。


御着のじーちゃんとかーちゃんの墓所。


第一話で領民がお祈りしてたところ。広峯神社拝殿。
ぼろ儲けたじーちゃんのおかげで、こっそり裕福なちびっこ官兵衛。


小寺の殿様とよく碁を打ってましたねぇ。負け方が下手くそで。


亀山本徳寺本堂。

英賀での門徒衆との戦はとても面白かったです。


書写山圓教寺の「三之堂」

第16話。秀吉が三木城の別所攻めの時の本陣の場面。
竹中半兵衛も山中鹿之助も健在で、兵糧の支度に三成がパシリしてた頃。
歴史上も秀吉が本陣を置いたところ。


滋賀県の長浜城。
秀吉に仕えた官兵衛。

木之本の黒田が官兵衛の祖先発祥地と説によるご縁で、長浜から木之本は官兵衛ふぃーばー。


淡路島の洲本城。
官兵衛が秀吉のもとで行った淡路島と四国攻め。
使った刀は安宅氏をばっさりの「安宅切わきけおとし」。福岡市博物館蔵。


姫路市飾磨区妻鹿(めが)の、妻鹿城趾。

姫路城を秀吉に譲って官兵衛親子が移った、太平記の時代に妻鹿孫三郎の居城「国府山城(こうやまじょう)」があった甲(かぶと)山。


妻鹿城近くのとーちゃんの墓所。


書写山から見下ろす姫路の土地。


さようなら。


そして官兵衛から時が流れ。


高野山奥の院の墓所。


肥前に移った黒田家は転封なく明治まで領地を治めたのでした。


さて、大河ドラマですが。
信長ご健在の頃の石山本願寺とのすったもんだが面白かったです。

第10話。「英賀御堂 毛利の本陣」の場面。浦宗勝がドスドスと歩いてきて、どーんっと座った場面はここの正面。


第9話。本堂内部で顕如様のもとで門徒衆が祈ってた場面。

そしてツボったのは、官兵衛の叔父様のつるっぱげいぶし銀休無様。

増位山随願寺に自分の寺を構え、東西はもちろん、因幡街道までも見下ろす場所で目を光らせていた休無様。


増位山随願寺というのは、市川を下れば姫路にも妻鹿にも繋がっておりました。なにか発見した気分。

官兵衛妻にうなぎを持ってきたり、長政誕生には鼻の下がだるんだるんになったり、戦では必ず官兵衛を助けたり。
隆大介さんが演じてました。渋過ぎます。

秀吉の御伽衆になり、ものすごく官兵衛をフォローしたはずなのに、どこへ。


播磨にいた頃の官兵衛を追っかけた春。

姫路駅の新幹線構内まで駅弁を買いに行ったのは、遠き思い出。


書写山ロープウェーのかんべーくん。


わかった。また行くからっ。


いつも応援いただきありがとうございます。九州で暴れた関ヶ原前後をもっと見たかったなー。我欲むき出しの官兵衛に惚れ込みました。来年はどうにもこうにも苦手な時代。でも、ナレーターが赤い彗星の池田秀一さん。声だけ聞きたくて仕方がないです。公共放送に踊らされるあほーでございます。
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。

厩戸皇子異母弟まろこの鬼退治。賊を倒して神となる。

こんにちは。


おちりを立てた狛犬くんのいる、竹野(たかの)神社及び斎宮(いつきのみや)神社。


 竹野神社は『延喜式』の神名帳に竹野郡「竹野神社大」と記され、竹野郡中唯一の大社の社格を誇っています。


お参りしましょ。


真ん中に侍る拝殿。


共に1830(文政13年)再建の「一間社流造」の社殿。


「一間」は、柱の間がひとつ。
 ※竹野神社本殿の奥行きは柱の間がふたつなので「二間」。建築形態を称する時は主に間口(横幅)を数えます。

「流造」は、前後の長さが非対照のお屋根。寺社建築で多い造りです。


竹野(たかの)神社本殿。

【祭神】天照大神。

竹野神社は、第9代開化天皇に嫁いだ丹波国大県主由碁理(ゆごり)の娘「竹野媛」が晩年郷里に帰って「天照皇大神」を祀った由緒をもちます。(「古事記」「日本書紀」)

従って、天皇家との縁を意味する「菊の御紋(菊花紋)」と皇室専用の家紋「桐花紋」が彫られています。

こけー、は、違うよー。


扉があるみたいです。探検したいなー。


境内摂社・斎宮(いつきのみや)神社本殿。

【祭神】日子坐王命(ひこますきみのみこと)・建豊波豆羅和気命(たけとよはつらわけのみこと)・竹野媛命。

室町時代には武将の保護厚く、江戸時代も宮津・出石藩主並びに久美浜代官等の崇信を受けていました。

また、漁業者の信仰も厚く「丹後の明神」「いつきさん」として信仰されており、隠岐国からは馬が奉納されています。


こちらには、厩戸皇子の異母弟の麻呂子も祀られています。


父・用明天皇の命令により、丹後国加佐郡の三上の岳の鬼退治をした麻呂子伝説。

厩戸皇子つまり聖徳太子、の弟くんは、勇猛だったのですねぇ。


この鬼退治伝説の中身は全国共通の、中央に対抗する者の討伐。

「推古天皇の御宇、加佐郡三上の岳に鱏古、軽足、土車という三人のもの多く凶徒を集め人民を害す。於是(ここにおいて)、天皇麻呂子皇子に命じて是を征伐せしむ。其の弟塩干、松枝の二皇子と同じく三上ヶ岳に向かう、三上ヶ岳の凶徒遁れて竹野郡に走る、麻呂子皇子これを遂ふて遂に尽く殺す。蓋海賊なり。俗に鬼と称す。国人これが為に窘らるる年久し。よって麻呂子親王を北狄守護神と崇め奉る。今斎大明神という。」(「斎宮神社社伝」より)


この麻呂子の鬼賊退治と丹後七仏薬師の伝承は「等楽寺縁起」「斎明神縁起」として絵巻に描かれ、竹野神社に伝わり、 京都府登録文化財となっています。


狛犬くん、こんなとこに。

狛犬くん(獅子頭)のいるところは、「繋紅梁(つなぎごうりょう)」の端。曲線の梁の部分。
象さんのいるところは、「向拝頭貫」の端。正面頭上を真横に通る木材。


右。阿。


うふふ。


左。吽。歯の検査。


【祭神】櫛磐間戸命 (くしいわまどのみこと)


伊豆神社(向かって左)
【祭神】天児屋根命 (あめのこやねのみこと・社司桜井氏の祖)

稲荷神社(向かって右)
【祭神】宇賀能魂命 (うかのみたまのみこと)


すぐ隣に丹後三大古墳の一つ「神明山古墳」があることから、古代の近畿地方で相当な力を持っていたことが推測できます。


この付近は昔は浅い入江や湖が広がっていました。


参道は湖沿いだったのでしょうかねぇ。


狛犬わんこ、お待たせー。


重量オーバーだけど、れっつドライブ。

いつも応援いただきありがとうございます。竹野神社の簡素な造りと斎宮神社の華麗な装飾の対比が面白いです。巨大な蜘蛛の巣に引っ掛かり、かなりあたふたしました。人を弾き返すほどの蜘蛛の巣って・・・土蜘蛛か!?
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。

書かねばならない、今日のこと

今日は終戦になった日。

様々な人が各々の意見を述べている。だが。

終戦の日にこと寄せて、今日、わざわざ、政権などを批判をするのは、どうかと思う。

批判をするなら、今日以外の日に思う存分すればいい。

問う。

あなたは、正午のサイレンとともに黙祷したのか。

正午でなくとも、心を寄せたのか。

心から戦没者に哀悼の気持ちを持ったのか。

今、毎日一人前ぶって文句を垂れつつ平和に過ごしている我が身は、いったい何人の人柱の上に立っているのか。

今日ぐらいは、せめて静かにお祈りを捧げてほしい。

そして、急務なことがある。

戦争体験者がご存命のうちに、少しでもその話に耳を傾け、残さねば。

私見を挟まず、語り部の言いたいことをそのまま伝えねば。

そういう私は今日、どう過ごしただろうか。

自問自答する。

そして。

「あなたは戦争を知らない。平和って本当にいいのがわからない。」

亡き母の言葉が蘇る。



そして最後に。

お母さん、お誕生日おめでとう。


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刀「名物安宅切・脇毛落」官兵衛がわきけおとし?

こんにちは。



「軍師官兵衛」では、走馬灯の如く時が流れておりますね。

ところで、私、昨年福岡市博物館でとあるものを見て以来、官兵衛さんが大好きになりました。


淡路島洲本市にある、洲本城。


秀吉の四国攻めの時にここにいたのは、もと熊野水軍の安宅氏。


福岡市博物館で私が見たもの。



名物「安宅切」

「わきけおとし」

え?

あ。わきを、蹴落としたんかな?

のんのん。「脇毛落」

ぎゃおー。


お気に召さず?


ふむふむ。衛生的に、ないほうがよろしいとな?


ずーっと悶々としてました。ほんとにじょりじょりしたのか?
勇気を振り絞って、博物館に聞きました。



「脇毛落」という銘は、刀・名物「安宅切」の茎(なかご)に記されています。

これは、試し斬りの結果をしるした「試し銘」というもの。

つまり、「脇毛落」とは、試し斬りで「脇毛」に該当する部分を斬り落としたことを示しています。

え。


なんと細かい試し斬り・・・?

いやいや。



「脇毛」とは、人間の両脇を結んだ線を指します。

また、試し斬りの流派によっては乳首と乳首を結んだ線を指す場合もあるそうです。

官兵衛の刀・「名物 安宅切 銘『脇毛落(わきけおとし)』」とは、
試し斬りの際に「脇毛」に該当する図の青線部分を真っ二つに斬り落とした刀で、安宅氏を斬るときに用いたもの、ということでした。


すっきり。


いつも応援いただきありがとうございます。博物館では、この刀の前で鼻の穴を膨らませて友人にお知らせメール。他を見ては舞い戻って大爆笑。係員さんに声をかけていただかなかったら、国宝の金印をスルーするとこでした。
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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。

台風来た


9日土曜日の14時。日本が消えました。

10時に大阪府から土砂災害警戒情報がエリアメールで届きました。
ぴこんぴこんっと派手に鳴り響いて、びくびく。近隣自治体が対象地域。
11時。またエリアメールが。居住する自治体が対象地域に。きゃおー。


同18時。
なにわ淀川花火大会は中止です。


同21時。
ちょっと東を向いたので慌てる。


10日0時。


10日4時。


10日8時。


どわー!まっすぐこっち来た。

今、9時。北大阪は雨がちょいと降ってるわねぇ…と、そんな感じ。
飛行機も飛んでいる…。暴風域に入ったといっても静か。

追記その1。お昼になりました。


10日11時。
みんなが台風に吸い込まれてます。


こんな状況なのに、窓を開けてお昼寝していたおバカさんです。
慌てて窓を閉めました。

熊野川が氾濫したそうです。やっと復興してきたのに。
那智の滝から杉の巨木がぶら下がっていた映像は驚異でしたもの。



追記その2。14時30分。


10日13時。


関西からは抜けましたが、雲の移動先の皆様、お気をつけあそばして。

なんにもご用がないのでお外に出てはいけません、私。
皆様に迷惑です。

和歌山県、三重県、大阪南部などあちこち危険な状況です。心配。
どうか無事に通りすぎますように。


追記その3 夜

な、なんか、どんどん巻き込んで丸くなってませんか!?




いつも応援いただきありがとうございます。淀川の水門が閉められました。台風11号のスローペースにイライラします。時速100キロで通り過ぎんかいっ。

あ、わわわわ。雨がえらいことにー!・・・あれ?やんだ。

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ぽちぽちぽっち、ありがとうございます。

今日、沖縄。何の日。

今日はなんの日。沖縄での組織的大規模戦闘終結の日。

沖縄の人の4人に1人が亡くなった沖縄戦。
20万人もの方々が犠牲になった沖縄戦。

摩文仁の丘に、そして各県の慰霊祭に全国から戦没者のご遺族が慰霊に訪れる日。

摩文仁の丘の慰霊碑に刻まれた戦没者のあまりの多さに足がすくんでも、自分の家族の名前を探す。

大勢の中の一人だけど。一人の戦没者には、何人もの遺族がある。
悲しい人は、刻まれた名前のいったい何倍、いるのだろう。

刻まれた名前を指でなぞって、今年も来たよ、来ることができたよ、と、言葉をかける。

故郷から遠く離れた土地で「お母さん」と叫んで、多くの兵士が亡くなっていった辛い土地。沖縄。

民間人もいったいどれだけ犠牲になったのか。


日本がどこへ向かうのか、という論戦を簡単に口にする前に、戦没者を悼む心を持ってほしい。戦没者の遺族というものは何代にも渡って辛く悲しいのだ、と、思いつつ。
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下に続きます。

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今夜は行き倒れ

こんばんは。つねまるです。



こやつが生原酒なもので度数あるくせに、さらっと飲めて心地よくて…



皆様の教えをいただく立場にありながら申し訳ないです。
明日は先生と酒席なので、前祝い。いや、ただ、休日前だから飲んでただけです。

ブログ、というものを本気で始めて一ヶ月弱。
毎日様々なブログ様を拝見して、すごいなーすごいなーと思って、このまま続けていけるのかなーと悩んでます。

でも日本のあちこちに残る様々な石や神社やお寺が…




皆様の応援がありがたや。ポチしていただいたあなたに、古典芸能って歴史ってなんなんだろうか?と相談しに参ります
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以上、まだ足りないので、剣菱を仕入れてきたつねまるでした。


コメントの場所です


プロフィール

つねまる

Author:つねまる
史跡をちょろ見しながら、景色を楽しむゆっくり旅。地味。

古典芸能の能楽の、謡と仕舞のお稽古ぐだぐだ日記も。

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尚、メールでのお返事は致しませんので、コメント欄をご利用ください。

宜しくお願いいたします。

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